1週間のインフルエンザ患者数が今季初の1万人超え

2024年11月29日(金)16時0分 ウェザーニュース

2024/11/30 23:19 ウェザーニュース

今日11月29日(金)、厚生労働省は2024年11月18日〜11月24日のインフルエンザ発生状況を発表しました。
この1週間における定点医療機関からの報告数は「11,678人」で、今季初めて1万人を超えました。

休校や学年閉鎖が増加

厚生労働省は全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数を週ごとに発表しています。この定点当たり報告数は全国平均2.36で、前週の1.88よりも増加しました。都道府県別に見てみると、福岡県(5.79)、山形県(5.65)、沖縄県(5.52)、鳥取県(4.28)、長野県(4.09)の順で多くなっています。
学年閉鎖や学級閉鎖などの対応をとっている学校は前週から1.5倍ほどになり、特に休校や学年閉鎖が大幅に増加しています。
インフルエンザは、例年であれば年明けにかけてさらに患者数が増える傾向があります。引き続き、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等を継続して、感染予防に努めましょう。

感染予防として効果的な手の洗い方

過去にウェザーニュースが医師に伺った、効果的な手洗い方法をご紹介します。
1、両手を水で洗う
2、石鹸を手に取って泡を作る
3、手のひらを洗う
4、指の間も洗う
5、手の外側も洗う
6、指の先、爪も洗う
7、親指のつけ根を洗う
8、最後に手首を洗い、水ですすぐ

石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。

出典
厚生労働省HPより

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