サーバーワークス、ITエンジニアのAI活用に関する調査結果を公表
2025年3月11日(火)14時17分 PR TIMES
アマゾン ウェブ サービス(以下:AWS)のAWS プレミアティアサービスパートナーである株式会社サーバーワークス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大石 良、以下:サーバーワークス)は、ITエンジニアのAI活用に関する調査結果を公表しましたので、お知らせいたします。
サーバーワークスは、エンジニアを中心として働き方に関する様々な調査を実施し、新しい時代の働きやすさについて考察していく「働き方ラボ」を立ち上げています。
今回の調査結果は、全国に住む20歳以上の企業に勤めるITエンジニア248名を対象に実施した調査「ITエンジニアの働き方に関する2024年振り返りおよび2025年予測の調査結果」から、AIに関する調査を抜粋したものです。
前回公表した調査(https://www.serverworks.co.jp/news/20250205_itengineer_search.html)にて、業務でAIを活用したかをたずねると、「AIを積極的に活用した」と答えたのは27.4%、「試験的に活用したが、定常的ではなかった」が29%でした。「活用しなかった」との回答は最も多く、43.5%でした。今回は、これらのAIの活用度合いによって、その他の設問にどのような違いがあるのかを分析しました。
▷ これまでの「働き方ラボ」での調査はこちら
働き方ラボ :
https://sabawaku.serverworks.co.jp/archive/category/%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%83%A9%E3%83%9C
■ 調査のポイント
- AI積極活用層の勤務体系は自由度が高い傾向
- AI積極活用層の方が年収が高い傾向
- AI積極活用層は6割以上が2024年に年収が「上がった」と回答。「活用しなかった」層は6割近くが「変わらなかった」と回答
- AI積極活用層は過半数以上が2024年に転職したり、転職活動を始めたもしくは進めている中、「活用しなかった」層の8割弱が「転職の意向はなかった」と回答
- AI積極活用層は6割以上がすでに副業を実施しているのに対し、「活用しなかった」層は5割以上がそもそも「副業に興味がなかった」と回答
- AI積極活用層の7割以上が2025年にAIを業務で活用する頻度が「増える」と回答
■ 調査概要
方法:インターネット調査(Fastaskを利用)
期間:2025年1月14日〜1月20日
対象:全国に住む20歳以上の企業に勤めるITエンジニア248名
■ 調査結果
勤務体系を見てみると、「AIを積極的に活用した」層のうち、最も多い勤務体系は「自由出勤制(リモートとオフィス勤務を自由に選べる)」でした。一方、「活用しなかった」層で最も多い勤務体系は「完全オフィス勤務(毎日オフィスに出勤)」でした。「AIを積極的に活用した」層が所属する会社は、勤務体系も自由度が高いことがわかります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-7449b84ea697f9066b151f5c6a4fe739-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
現在の年収については、「非公開または回答したくない」を除いた年収別の割合において、「AIを積極的に活用した」層は600万円以上が過半数であるのに対し、「活用しなかった」また「試験的に活用したが、定常的ではなかった」層は600万円未満が60%を超えており、「AIを積極的に活用した」層の方が年収が高い傾向にあることがわかりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-e931b59f1464d02866b32b8cb6eda27a-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年に年収が上がったかどうかたずねると、「AIを積極的に活用した」層は6割以上が「上がった」と回答した一方、「活用しなかった」層は6割近くが「変わらなかった」と回答しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-9f41b7c075460e7fa127a872f635b461-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年の転職活動について見てみると、「AIを積極的に活用した」層は過半数以上が実際に転職したり、転職活動を始めたもしくは進めている中、「活用しなかった」層の8割弱が「転職の意向はなかった」と回答しました。「AIを積極的に活用した」層は、次のキャリアも積極的に追い求めていると推測できます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-6bda40fc07f78b13fceecf54ead335fc-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年の転職活動の意向についても、同様の傾向が見られました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-0a1f45d26995471dc0b7dccb5cc41de4-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
副業について見てみると、「AIを積極的に活用した」層は6割以上がすでに副業を実施しているのに対し、「活用しなかった」層は、5割以上がそもそも「副業に興味がなかった」と回答しています。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-b402403cfdf24255ca092f64142fdab5-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、2025年にAIを業務で活用する頻度が増えると思うかについては、「AIを積極的に活用した」層ほど「増える」と回答しており7割以上にのぼりました。実際にAIを活用したITエンジニアほど、AIの将来性を意識していると言えます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75977/120/75977-120-2770e388a2f496c60a15201ea2e78cd2-960x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 株式会社サーバーワークスについて
サーバーワークスは、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げ、2008年よりクラウドの導入から最適化までを支援している AWS 専業のクラウドインテグレーターです。
2025年2月末時点で、1,410社、 24,500プロジェクトを超える AWS 導入実績を誇っており、2014年11月より AWS パートナーネットワーク( APN )最上位の「 AWS プレミアティアサービスパートナー」に継続して認定されています。
移行や運用、デジタルワークプレース、コンタクトセンターなど多岐にわたって認定を取得し、 AWS 事業を継続的に拡大させています。
取得認定、実績についての詳細はこちらをご覧ください:https://partners.amazonaws.com/jp/partners/001E000000NaBHzIAN/
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