免震装置 球面すべり支承「NS-SSB(R)」の製品ラインアップ拡充と大臣認定取得について

2025年3月27日(木)14時46分 PR TIMES

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、球面すべり支承「NS-SSB(R)(https://www.eng.nipponsteel.com/steelstructures/product/base_isolation/nsssb/)」※1の製品ラインアップを拡充し、このたび国土交通大臣認定※2(以下「大臣認定」)を取得しました(2025年3月10日付)ので、お知らせいたします。

近年、都市型データセンターや大規模病院など大型免震建築の需要が増加していることを踏まえ、当社はNS-SSB(R)のスライダー※3を大型化(スライダー直径650mm〜850mm)し、最大支持力※4を従来製品の約17,000kNから約34,000kNへと適用可能範囲を拡大しました。今回の製品ラインアップ拡充により、NS-SSB(R)を幅広くより大型の建築物に適用することができるようになりました。また並行して、製造能力・生産体制も拡充し、これまで以上に安定した製品供給が可能になりました。

当社は、今後も鋼構造エンジニアリングと鉄の知見を活かし、高度化するニーズに応えていくことを通じて、より安全で安心な社会の実現に貢献してまいります。

※1 NS-SSB(R)は日鉄エンジニアリングの登録商標です。振り子の原理を利用し、地震時にはスライダーが上下の曲面状のすべり板の間で振り子のように移動し、地震エネルギーを吸収しつつ建物を元の位置に戻します。本装置だけで免震層に必要な絶縁・支承・減衰・復元の全ての機能を有し、免震効果を発揮します。大型の物流倉庫や、従来の免震システムでは効果を発揮し難い鉄骨造低層事務所、体育館の屋根、RC造低層住宅等の軽量な建物などにおいても免震化を実現しやすい商品です。2014年の販売開始以来、累計10,000台を販売するなど、実績を重ねております。
※2 大臣認定とは、建築基準法で要求される性能に適合している構造方法について、国土交通大臣が認定する制度です。
※3 常時建物の重量を支持するステンレス製の部材です。スライダーの上下面は取合うすべり板に合わせて球面加工が施されています。
※4 基準面圧(60N/mm2)時の支持力。

【製品形状・部材構成】
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/91727/109/91727-109-30563045255d5b1f6db35edff96315e9-503x265.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【製品ラインアップ】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/91727/109/91727-109-94dc9c07eb3aafd2f38a60f7f601850c-1612x477.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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