橋下徹氏 斎藤知事“指示していない”に「こんな言い分は許されない...事実認定は第三者委員会の専権事項」
2025年5月27日(火)17時57分 スポーツニッポン
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が27日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を作った元県幹部の私的情報を井ノ本知明元総務部長が県議らに見せたとされる問題について言及した。
県の第三者委員会は27日、調査報告書を公表、井ノ本氏が県議3人に漏えいしたと認定し「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と結論づけた。
これを受け、斎藤氏は同日夕、取材に応じ「県保有情報が漏えいしたことについて、お詫びを申し上げたい」とした上で、「漏えいに関しての指示はしていない、そういう認識」と話した。
県は報告書を受け、この日、井ノ本氏を停職3カ月の懲戒処分にした。
橋下氏は「斎藤兵庫県知事『指示はしていない』『自らの処分についても考えていきたい。給与のカットを含めて検討したい』」と題された記事を引用し、「こんな言い分は許されない。兵庫県庁と第三者委員会の関係において、第三者委員会の位置付けについて合意された日弁連のガイドラインに基けば、事実認定は第三者委員会の専権事項だ。斎藤さんが異議を出せる領域ではない。どこまで法を無視するのか。他方、中居さんはフジテレビ第三者委員会に拘束されることはない。中居さんは第三者委員会に依頼したわけではないので」とつづった。