「退職代行モームリ」に名前で負けた?草分け企業が新案募集 社長の小言きっかけ「丸々コピーしただけの後発組が」

2025年4月16日(水)17時46分 J-CASTニュース

退職代行サービス「EXIT」社長の新野俊幸氏がXで2025年4月15日、後発の競合が幅を利かせている状況について愚痴った。名前のキャッチーさが劣るのではないかと指摘を受け、同社は新しいサービス名を募集している。

「『EXIT』が傷だらけになりながら切り拓いてきた市場」

EXITではLINEを通じて要望を相談し、料金を支払えば、退職に必要な連絡を代行する。最短で即日に退職が完了するという。17年にサービスが始まり、その斬新さがインターネット上で話題にもなった。

新野氏はXで25年4月15日、22年に現れた競合「退職代行モームリ」(アルバトロス)が業界のパイオニアのようになっているといった指摘を受けて、「ほんと、これなんよ」と反応した。続けて、

「我々『EXIT』が傷だらけになりながら切り拓いてきた市場なんよ、、ビジネスモデルを丸々コピーしただけの後発組が、いまや "退職代行の専門家" としてドヤ顔で語っている現実...」

と苦言を呈し、「それを毎日眺めている俺のメンタル、そろそろ誰か心配してくれませんか?」ともボヤいた。

「『モームリ』のほうがキャッチー」指摘に...改称へ?

投稿に対してXでは、同社のマーケティング力を問うような声も出る中、インフルエンサー・起業家の田端信太郎氏は下記のように意見を寄せた。

「退職代行を使うようなブラック企業に勤める人って、偏差値48ぐらいがボリュームゾーンでしょう?『EXIT』(イグジット)って単語は、そう言う人たちの使う言葉じゃないですよ。だいたい、EXITって読めないのでは?そりゃ、『モームリ』のほうがキャッチーだわ」

すると突如、EXIT公式Xが引用リプライで「【急募】新サービス名『キャッチーじゃない』とご指摘いただきました。そこで、退職代行『EXIT』に代わる『サービス名』を募集します。Xで眠る文豪の皆様。何卒コメントください!!!」と発表した。

新野氏は16日になって、田端氏のおかげで新サービス名が集まっていると感謝しながら、

「今のところ
・カイホウ
・エスケイプ
・ランナウェイ
あたりがお気に入りです」

と投稿。また、「皆様の知見をお借りしたく、引き続きアイディアを募集しております。何卒コメントの程、よろしくお願い申し上げます」と伝えている。

J-CASTニュース

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