マイナンバーと公金受取口座の「ひも付け」、信用金庫の2万口座を誤って停止…デジタル庁発表
2025年4月17日(木)20時19分 読売新聞
マイナンバーカードのイメージ図(総務省提供)
デジタル庁は16日、マイナンバーとひも付ける公金受取口座について、全国の100を超える信金の約2万口座を誤って利用停止にする措置をとっていたと発表した。全国の信用金庫が加盟する「しんきん共同センター」(東京)から提供された情報が間違っていたことが要因だという。
14日、センターの情報の誤りが判明した。誤って利用停止とされた人には、今月11日、デジタル庁から「公金受取口座の登録が無効になっている」との通知が届いている。今後、個別に連絡して、利用を再開する手続きを進める。
公金受取口座は、年金や児童手当などを受け取るもので、マイナカードの専用サイト「マイナポータル」などを通じて任意で登録できる。デジタル庁は、金融機関などと連携し、解約済みの口座などは利用停止にしている。