中国大引:上海総合0.11%安で反落、利益確定売りが重し
2025年4月18日(金)16時58分 サーチナ
18日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比3.61ポイント(0.11%)安の3276.73ポイントと小幅ながら9営業日ぶりに反落した。
利益確定の売りに押される流れ。前日までの8営業日続伸を受けて、週末を前にした持ち高調整や目先の利益を確定する動きが強まった。ただ、下値は限定的。米中の関税応酬が国内景気の下押し圧力になると不安視される中、金融緩和観測や内需拡大、産業支援の期待が下落に歯止めをかけた。中国では週明け21日、実質的な政策金利となる3月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」が発表される予定。市場コンセンサスでは据え置きだが、一部からは引き下げの可能性も指摘されている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ホテル・観光株の下げが目立つ。大連聖亜旅遊控股(600593/SH)が7.2%安、北京首旅酒店(集団)(6002583/SH)が6.4%安、黄山旅遊発展(600054/SH)が3.7%安で引けた。
食品株も安い。維維食品飲料(600300/SH)が7.4%安、包頭華資実業(600191/SH)が5.4%安、国投中魯果汁(600965/SH)が4.5%安で取引を終えた。農業・畜産株、飛行機製造株、アパレル・靴株、交通運輸株なども売られている。
半面、石油株は高い。上海龍宇燃油(603003/SH)が5.0%、海油工程(600583/SH)が1.1%、中海油田服務(601808/SH)が0.5%ずつ上昇した。化学繊維株、不動産株、プラスチック製品株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.30ポイント(0.12%)高の259.25ポイント、深センB株指数が0.01ポイント(0.00%)安の1175.42ポイントで終了した。
18日の香港市場はグッドフライデーで休場。週明け21日もイースターマンデーの連休となる。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
利益確定の売りに押される流れ。前日までの8営業日続伸を受けて、週末を前にした持ち高調整や目先の利益を確定する動きが強まった。ただ、下値は限定的。米中の関税応酬が国内景気の下押し圧力になると不安視される中、金融緩和観測や内需拡大、産業支援の期待が下落に歯止めをかけた。中国では週明け21日、実質的な政策金利となる3月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」が発表される予定。市場コンセンサスでは据え置きだが、一部からは引き下げの可能性も指摘されている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ホテル・観光株の下げが目立つ。大連聖亜旅遊控股(600593/SH)が7.2%安、北京首旅酒店(集団)(6002583/SH)が6.4%安、黄山旅遊発展(600054/SH)が3.7%安で引けた。
食品株も安い。維維食品飲料(600300/SH)が7.4%安、包頭華資実業(600191/SH)が5.4%安、国投中魯果汁(600965/SH)が4.5%安で取引を終えた。農業・畜産株、飛行機製造株、アパレル・靴株、交通運輸株なども売られている。
半面、石油株は高い。上海龍宇燃油(603003/SH)が5.0%、海油工程(600583/SH)が1.1%、中海油田服務(601808/SH)が0.5%ずつ上昇した。化学繊維株、不動産株、プラスチック製品株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.30ポイント(0.12%)高の259.25ポイント、深センB株指数が0.01ポイント(0.00%)安の1175.42ポイントで終了した。
18日の香港市場はグッドフライデーで休場。週明け21日もイースターマンデーの連休となる。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)