国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)「高度通信・放送研究開発委託研究に係る令和7年度新規委託研究」採択のお知らせ

2025年4月21日(月)16時16分 PR TIMES

自律分散型組織「DAO」のコンサルティング・実務支援を提供する株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、学校法人早稲田大学(代表提案者)、国立大学法人東京科学大学、Casley Deep Innovations株式会社(CDI社)との提案が、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー ))による「高度通信・放送研究開発委託研究に係る令和7年度新規委託研究の公募(再公募)(課題241)」に採択された事をお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3955/702/3955-702-badac4c17565a9e8b386df9b73fd4040-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■ 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)について
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、情報通信分野を専門とする我が国唯一の公的研究機関です。 情報通信技術の研究開発を基礎から応用まで統合的な視点で推進し、同時に、大学、産業界、自治体、国内外の研究機関などと連携して、研究開発成果を広く社会に還元し、イノベーションを創出することを目指しています。

■ 採択された提案課題と提案者
・提案課題:高弾性ハイパーセキュアな非集中型ストレージによるデジタルツイン流通アプリケーションの研究開発
・提案者:学校法人早稲田大学(代表提案者)
    国立大学法人東京科学大学
    Casley Deep Innovations株式会社
    株式会社ガイアックス
・概要:本研究開発課題では、分散型物理インフラネットワーク(DePIN)の社会実装に向けて、NICTセキュアオフチェーンストレージを活用した共創型デジタルツイン流通サービスの研究開発を行う。特に、セキュアで確実にコンテンツ流通を可能とする高弾性ハイパーセキュアな非集中型ストレージアプリケーションを確立し、その上で、データ提供者と消費者間が、第三者機関を不要とし、安全に安心して非集中型のデータ流通を可能とする共創型デジタルツイン流通サービスの実装を進める。本サービス実装を通して、web3世界の到来を促進させるとともに、web3基盤を支える自律性と信頼性に資する革新的な分散ネットワーク・ストレージ技術の実用化に貢献する。

■ 本研究課題の目標
NICTセキュアオフチェーンストレージを活用して共創型デジタルツインや非集中型アプリケーションを稼働させ、各ユーザがセキュアにコンテンツを流通する際に、そのコンテンツが大容量であっても可用性が高いことを示します。
そのためにまず、研究開発項目 1として、サービスメッシュフレームワークや弾性機構にてNICT セキュアオフチェーンストレージと任意の非集中型アプリをコンテンツ指向で連携させるための仕組みを開発し、任意の非集中型アプリに対してコンテンツ流通に秘匿性や弾性を持たせつつも、ユーザに参加インセンティブを与える仕組みを実現します。
そして、研究開発項目 2 として、研究開発項目 1 の仕組みを用い、NICTセキュアオフチェーンストレージの上で共創型デジタルツインサービス及び非集中型アプリケーションを構築します。これら 2 つの非集中型アプリにおいてセキュアかつ効率的なデータ流通が可能となることを検証します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3955/702/3955-702-62a3eeb69dca4794085b0b55a3d0c57b-2676x1750.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]本プロジェクトのイメージ図

●研究開発項目 1: 非集中型ネットワーク内ストレージフレームワークの研究開発
 ・研究開発項目 1-1 :サービスメッシュフレームワーク(早稲田大学)
 ・研究開発項目 1-2 :非集中型ストレージ弾性機構とインセンティブ機能(早稲田大学、東京科学大学)
●研究開発項目2 :高信頼データ流通アプリケーションの研究開発
 ・研究開発項目 2-1: 共創型デジタルツイン流通サービス(ガイアックス)
 ・研究開発項目 2-2 :高弾性ハイパーセキュアストレージサービス( Casley Deep Innovations株式会社)

本研究開発項目2-1では、ガイアックスが、DePINの中枢となる、ユーザー参加型のアプリケーションの研究開発を行います。ユーザーの参加を加速させるアプリケーションの作成や仕組みとなるように、研究開発を進めます。

(参考)共創型デジタルツインプロジェクト 過去資料
https://d2ecosys.org/wp-content/themes/Ver05_230924_Template_WP_beyond5g/pdf/CEATEC_2023_gaiax.pdf(https://d2ecosys.org/wp-content/themes/Ver05_230924_Template_WP_beyond5g/pdf/CEATEC_2023_gaiax.pdf)

■ ガイアックス Chief web3 officer 峯荒夢(みねあらむ) コメント
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3955/702/3955-702-28110f9b6f1ff7d2377e4148e03ea410-2245x2245.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回のNICTによる委託研究への採択は、2022年に採択された委託研究を発展させたものとなります。前回のプロジェクトでは、デジタルツインをユーザー参加型で作っていくための、基盤整備に注力してきましたが、今回はさらに一歩進み、ユーザー参加を加速させるアプリケーションや仕組作りといったテーマに踏み込むことで、web3技術の社会的価値を実証していきます。
特に、新しい分野であるDePIN(分散型物理インフラネットワーク)を用いてデジタルツインを実現するには、信頼性・透明性・自律性を兼ね備えた分散型アーキテクチャの必要性は高まっています。ガイアックスは、これまで培ってきたweb3やDAOの知見を活かし、分散型技術とリアル社会をつなぐ“橋渡し役”としての責任を果たしてまいります。
ガイアックスのミッションは「人と人をつなげる」ことです。web3の力を使って、誰もが安心してデータを共有し、協働できる世界の実現を目指していきます。




■ ガイアックスはDAO導入・活用もトータルでサポート
ガイアックスは、DAOの立ち上げ〜運用支援ツール「DAOX」を提供するほか、DAO組成前に欠かせないインセンティブ等の各種設計やスケジュール策定といったプロジェクトマネジメントもカバー。これまでにDAO型コミュニティの組成から運用までのコンサルティングサービスも数多く手掛けています。

■ DAO立ち上げやコンサルティングについてのご相談・お問い合わせ先
https://gaiax-blockchain.com/dao-installation#inquiry(https://gaiax-blockchain.com/dao-installation#inquiry)

■ ガイアックスとは:「人と人をつなげる」をミッションに掲げ、社会課題の解決を目指すスタートアップスタジオ
ガイアックスは、他人のことを自分ごととして捉えられる社会を目指して「Empowering the people to connect 〜人と人をつなげる」を1999年の創業時からミッションとしています。ソーシャルメディア活用支援をベースに、2015年からCtoC(個人対個人の取引)のシェアリングエコノミー領域、また、非金融分野でのブロックチェーン技術に取り組み、web3/DAO活用事業に取り組んでいます。
そして、当社独自の個々人が主役となるキャリア自律の文化・制度から生まれる起業家輩出を事業(インキュベーション事業)とし、スタートアップ投資並びに自治体・教育機関でのスタートアップ・起業家輩出支援に取り組んでいます。これからも、ガイアックスは個人が輝く社会を目指して取り組んでいきます。
※:スタートアップスタジオとは、同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織を指します。

■ 株式会社ガイアックス 概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業
URL: https://www.gaiax.co.jp/(https://www.gaiax.co.jp/)

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