赤沢経済再生相「日米双方に利益となる合意実現へ前進できた」…2回目の関税協議終え帰国

2025年5月3日(土)17時2分 読売新聞

 米国のトランプ政権との2回目の関税協議を終えた赤沢経済再生相が3日、帰国した。羽田空港で記者団の取材に応じ、「早期に日米双方に利益となる合意を実現できるよう建設的な議論を行い、前進することができた」と強調した。

 協議では、日米間の貿易の拡大や非関税措置の見直し、経済安全保障面での協力などのテーマで議論を深め、5月中旬以降、閣僚協議を集中的に行うことで合意した。その準備として、2日には事務レベルでの協議を開始した。赤沢氏は「個別論点や技術的な内容に関する事務レベルの議論も大変重要だ」と指摘した。

 また、米側は、「相互関税」の上乗せ分(日本は14%)だけを協議の対象とし、自動車などの関税は対象外だと主張したという。赤沢氏は自動車や相互関税など一連の関税措置について「導入は遺憾で撤廃を強く求め続けている」との姿勢を示した。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「協議」をもっと詳しく

「協議」のニュース

「協議」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ