半導体人材育成を目的とした5大学間の単位互換制度

2025年5月8日(木)12時47分 PR TIMES

-次世代を担う高度な半導体人材の育成プログラムの枠組みへ2大学が新規参加-

東京科学大学、豊橋技術科学大学、広島大学、明治大学、長岡技術科学大学は、半導体人材育成に係る単位互換覚書への参加覚書を締結し、5大学で単位互換される科目が4月より各大学でスタートしました。
単位互換覚書は、集積Green-niX(グリーンニクス)研究・人材育成拠点(用語1)の活動の一環として、将来半導体業界を牽引するLSI Innovator(エル・エス・アイ・イノベータ、用語2)の卵を育成することを目的としています。今回、締結した参加覚書は、2024年1月1日に東京科学大学(締結当時:東京工業大学)、豊橋技術科学大学、広島大学の3大学間で締結していた覚書の対象大学を、5大学へ拡張するものです。本参加覚書の締結により、対象となる学生は、4月から新規参入の2大学での開講科目を加えて拡張されたGreen-niX対象科目(用語3)を所属大学の垣根を越えて履修(遠隔の大学から座学の講義をオンライン受講可能)し、自身が所属する大学の単位として取得できるようになります。今回、新たに明治大学、長岡技術科学大学が加わることで、Green-niX対象科目の相補性が向上し、LSI Innovatorに求められる網羅的な基礎知識や高度な専門知識の学修効果がより一層高まることが期待されます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119558/205/119558-205-d5b4c88ddd8b4ba9cc6e0dcba374beb2-1120x721.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【用語説明】
(1)集積Green-niX研究・人材育成拠点:文部科学省の「次世代X-nics(エックスニクス)半導体創生拠点形成事業」の対象拠点として、2022年4月12日に採択され設置された拠点。代表機関の東京科学大学(当時:東京工業大学)と、中核連携機関の豊橋技術科学大学、広島大学が強く連携し、環境負荷の低減に根差した革新的半導体集積回路の統合的研究開発と、将来それを担う人材の育成を行うことで、日本の半導体産業の復興を目指す。
(2)LSI Innovator:半導体分野の網羅的な基礎知識と複数の高度な専門力を有し、革新的半導体集積回路の統合的研究開発を俯瞰的に牽引できる人材の総称。
(3)Green-niX対象科目:本覚書に参加している各大学で開講されている講義科目の中から「集積Green-niX研究・人材育成拠点」の人材育成と強く関連するものとして指定した複数の講義科目を指し、これらの科目が本覚書に基づく単位互換制度の適用対象となる。

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