トヨタ、26年3月期最終利益は34・9%減の見通し…円高・トランプ関税が業績押し下げ
2025年5月8日(木)14時8分 読売新聞
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トヨタ自動車は8日、2026年3月期連結決算(国際会計基準)の業績予想について、最終利益が前期比34・9%減の3兆1000億円になりそうだと発表した。輸出に不利となる円高傾向や、米国の輸入自動車に対する追加関税の影響などが業績を押し下げる。
売上高にあたる営業収益は1・0%増の48兆5000億円、本業のもうけを示す営業利益は20・8%減の3兆8000億円を見込む。
同時に発表した25年3月期連結決算は、営業収益が6・5%増の48兆367億円、営業利益が10・4%減の4兆7955億円、最終利益は3・6%減の4兆7650億円だった。