JF全漁連・JF福島漁連・海洋建設(株)・東京ガス(株)がJFいわき市・JF相馬双葉と「福島県沿岸における藻場育成等を通じた豊かな海づくりに関する協定書」を締結

2025年5月16日(金)11時17分 PR TIMES

 JF全漁連、JF福島漁連、海洋建設株式会社(以下、海洋建設)、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)は、2025年5月1日付で、JFいわき市、JF相馬双葉それぞれと「福島県沿岸における藻場育成等を通じた豊かな海づくりに関する協定書」を締結しました。

 この協定書は、「JFグループと協力・連携の上、藻場育成などの活動を通じて、日本沿岸域の海洋環境保全に貢献したい」との東京ガスからの働きかけにより、福島県沿岸域にて、藻場の育成や魚介類の増殖を通じた「豊かな海づくり」を目的とした活動に取り組むためのものです。なお、JF全漁連と民間企業による海洋保全活動に関する協定締結は国内初になります。

 本取り組みでは、JF全漁連が総発売元(製造元:海洋建設)である貝殻リサイクル製品「貝藻(かいそう)くん」などを、JFいわき市・JF相馬双葉それぞれの管内の海域に設置し、海藻や魚介類を生育・増殖させる場を整備することで、生物多様性保全を推進する東京ガスとともに生態系の維持・回復と、漁業者の水揚げ増加を目指すものです。「貝藻くん」は、材料にカキ殻をリサイクル使用していることが特長であり、カキ殻を充填した基質への海藻の着生や、カキ殻が創り出す小空間にすみ着く小型生物やそれらを餌とする幼稚魚の増殖といった成果が期待されるところです。
 今後、本協定書をもとに、2025年度内を目途に海域への貝藻くんの設置を行うとともに、設置後は海藻の着生状況や生物の生息状況などを調査していきます。

 JF全漁連では、東京ガスとの本取り組みをはじめとして、昨今の海洋環境の激変に立ち向かい、「豊かな海づくり」を推進していくためにも、このような取り組みを今後も各地で展開していきたいと考えております。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21766/1260/21766-1260-9790f446e2c607735ff9dd49cf5fb1b3-320x213.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]貝殻リサイクル製品「貝藻くん」[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21766/1260/21766-1260-b8e8bbe91247f6e74f5eceec639b0af9-259x172.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]海藻や魚が豊富な「豊かな海」(イメージ)[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21766/1260/21766-1260-c9ef5b75daa89a06f6c6a6f59f17523d-269x177.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]海藻や魚が豊富な「豊かな海」(イメージ)

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