リガク、山梨工場の新棟竣工

2025年5月23日(金)11時47分 PR TIMES

〜約2.7倍に大幅増床し、グローバル需要へ対応〜

X線分析装置の世界的ソリューションパートナーである、リガク・ホールディングスのグループ会社、株式会社リガク(本社:東京都昭島市 代表取締役社長:川上 潤、以下「リガク」)は、主力生産拠点である山梨工場に、新たな製造棟(以下「新棟」)を本日竣工いたしました。本施設は、リガクのグローバルな事業成長と製品需要の拡大を見据え、生産体制の中核を担う工場として整備するものです。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132608/30/132608-30-695bad507c13137e8fb722081f4f66cf-3900x2392.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲山梨工場 新棟外観

■ 生産能力約2倍へ──成長を支える戦略的拠点
近年、国内外でX線分析装置のニーズが急速に高まっています。こうした需要拡大に応えるため、リガクは今回の増築を、2つの主要な目的のもと実施しました。
ひとつは、「半導体・電子部品」「電池・電池材料」「ライフサイエンス」などの成長著しい分野に向けて、多目的X線分析装置の安定した供給体制をさらに強化することです。もうひとつは、リガク製品全体を支える「要素部品」の生産能力を大幅に高めることです。要素部品は、リガクのコア技術の結晶であり、競争力の源泉でもあります。
新棟完成により、これらの製造キャパシティ(台数ベース)を2027年までに約2倍へと引き上げる計画です。これは、大阪工場や外部パートナーの協力による生産スペースの拡張や、リードタイム短縮によるサプライチェーン強化を通じて実現を目指すものです。

■ 山梨工場:一大集約拠点として進化
新棟の完成により、山梨工場の延床面積は従来の約8,500平方メートル から約23,000平方メートル 、約2.7倍と大幅に拡大しました。山梨と東京に分散していたX線回折装置の製造・組立・出荷工程を広大な山梨工場に集約し、業務効率の飛躍的な向上と高品質な装置の安定供給を実現します。
さらに、生産工程の自動化実証を進め、効率と高品質を両立させたスマートファクトリー化にも取り組みます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132608/30/132608-30-50f3b3cd453bb75862b4127d5109bb2d-3500x2475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲リフレッシュスペース「富士見テラス」 ■環境配慮型の「自然共生工場」へ
新棟の建設では、CO2排出量の削減に配慮した工法を用いました。また、高効率な設備や太陽光発電を導入し、エネルギーのムダを最小化。環境負荷を低減した「自然共生工場」として、持続可能な社会の実現にも貢献してまいります。








新棟の稼働開始は2025年6月初旬を予定しており、順次体制を強化してまいります。

【リガクグループについて】
リガクグループは、X線分析をコアに熱分析等も含む先端的な分析技術で社会をけん引する技術者集団です。産業・研究用分析のソリューションパートナーとして1951年の創業以来、90か国以上でお客様と共に成長を続けています。日本国内で極めて高いシェアを誇り、海外売上は約70%に達しています。応用分野は、半導体や電子材料、電池、環境・エネルギーからライフサイエンスまで日々拡大中です。世界で2,000名超の従業員が「視るチカラで、世界を変える」イノベーションの実現に取り組んでいます。詳しくはrigaku-holdings.com(https://rigaku-holdings.com/)をご覧ください。

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