無人のJR外房線・鵜原駅に郵便局統合、局員が駅の窓口業務も…JR側「駅の利用客にメリットを」

2025年5月26日(月)15時30分 読売新聞

 JR東日本千葉支社(千葉市中央区)と日本郵便関東支社(さいたま市)は6月16日から、JR外房線の無人駅・鵜原うばら駅(千葉県勝浦市)と駅から約10メートルの勝浦鵜原郵便局を統合し、局員が駅の窓口業務も行うと発表した。

 新たに開局する「鵜原駅郵便局」では、JR東日本から委託を受けた局員が運賃の精算のほか、列車の発車時刻案内などを行う。局内には交通系ICカード「Suica」のチャージ機も設置されるが、乗車券や定期券の販売は行わないという。

 両社は2018年に駅と郵便局の機能連携に関する協定を締結したほか、昨年2月には駅と郵便局の一体運営などで協力する協定も結んだ。今回の統合は鵜原駅の駅舎建て替えに合わせた措置で、県内ではJR内房線の江見駅、安房勝山駅に続き、3例目となる。

 JR東日本千葉支社の土沢壇支社長は「駅を利用されるお客様にメリットを感じてもらえるよう、今後も日本郵便側と連携を強化していきたい」と話している。

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