New Innovations 、シリーズBラウンドの資金調達を経て累計調達額は68.1億円に。新たな全自動調理ロボを発表。

2025年5月27日(火)10時47分 PR TIMES

〜プロダクトとソリューションで顧客の課題を解決する「次世代メーカー」へ〜

OMO 事業を展開する株式会社New Innovations(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO 兼 CTO:中尾 渓人、以下「New Innovations」)は、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営する未来創生3号ファンドをはじめとする10社および経営株主等を引受先とした約11.6億円の第三者割当増資により、シリーズBラウンドの資金調達を実施しました。これにより、創業からの累計調達額は68.1億円となります。

今回調達した資金は、OMO 事業におけるプロダクトの量産・販路拡大、ソリューション提供にかかる組織強化に投資する予定です。

併せて、OMO 事業の新たなプロダクトラインナップとしてハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」、店舗向け注文KIOSK端末・調理指示システムの統合ソリューション「Store Meister」を発表します。
まずは飲食・小売・宿泊の3領域の自動化・省人化にフォーカスし、日本のハードウェアの技術力にAIをはじめとするソフトウェアの構築力をかけ合わせ、顧客の課題を解決する「次世代メーカー」の担い手として、産業全体の変革に取り組んでまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46923/127/46923-127-bf87cb156d18610907425bde7bae6f38-1920x1005.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
New Innovations は「人類を前に進め、人々を幸せにする」を理念に、OMO(Online Merges with Offline)を主軸とする事業を展開しています。これまで人が行っていた業務をAIやロボティクスなどのテクノロジーによって自動化・省人化し、そこで生み出された時間により、人が付加価値が高く、コミュニケーションなど温もりの感じられる業務に従事できる社会の実現を目指しています。

2018年に創業し、2021年にスマートコーヒースタンド「root C(ルートシー)」をリリース。わずか一坪の空間に新たな顧客体験を生み出し、商業施設をはじめ約20箇所で運営されています。2024年にはかき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」をリリースし、プロントコーポレーション社の運営店舗や大阪・関西万博におけるサントリー社の出展店舗などへの導入が進みました。

これからはプロダクト起点での課題解決に加え、日本のハードウェアの技術力にAIをはじめとするソフトウェアの構築力をかけ合わせたソリューション提供を本格化させていきます。業務効率化や生産性向上、新たなビジネスモデルの創出、顧客体験の向上などを実現することで、企業の売上や利益拡大、ひいては産業の発展に貢献する「次世代メーカー」としてさらなる事業拡大を目指します。

また、ハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」、店舗向け注文KIOSK端末・調理指示システムの統合ソリューション「Store Meister」を新プロダクトとして発表します。
さらに、これまでは飲食・小売を主な事業ドメインとしていましたが、宿泊業の清掃・搬送業務について研究開発を進め、新たにこの分野への進出を決定しました。今後は、飲食・小売・宿泊の3領域における自動化・省人化にフォーカスし、各業界を牽引する企業との連携を強化しながら、社会実装に向けて取り組んでまいります。

◼️代表取締役 CEO 兼 CTO 中尾 渓人 コメント
New Innovations では創業以来、若いロボカッパーやロボコニストを中心とした多様なメンバーが最先端の技術を強みに数多くの試作品をつくり、協業先との議論を重ねてきました。その中で、「root C」は着実に設置台数を増やしながら、単にマシンを設置するだけにとどまらない、法人の課題を解決するソリューションへと進化を遂げました。また、「Kakigori Maker」や今回発表した「Burger Cooker」、「Store Meister」はプロダクトとしての価値を評価いただき、量産フェーズへ向けて進んでいます。さらに、OMO 事業の企画・設計・生産・改善における一連のプロセスから着想を得て自社開発した、製造業の図面管理をAIによって効率化する「図面バンク」の提供もはじまり、事業の柱が着実に増えてきました。

しかし、私たちはただプロダクトをつくるAIロボットメーカーではありません。顧客とエグゼキューターの変換器として、その変換効率を最大化し、課題を技術で解決していく「次世代メーカー」です。New Innovations は日本のハードウェア技術にAIなどのソフトウェア技術を融合させ、顧客の課題に向き合い、日本の製造業を支えるパートナー企業とも手を取り合いながら、産業全体の変革をリードしていきたいと考えています。

◼️OMO 事業:プロダクトラインナップについて
・ハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」
「Burger Cooker」は、調理過程の自動化によって人件費・教育コストを削減しながら、高い品質と生産性を両立する全自動調理ロボットです。限られた厨房スペースに設置できる省スペース設計でありながら、本体には最大60食分の材料を保管可能。タッチパネル操作や既存のPOSシステム等との連携によって調理から包装までをすべて自動で行い、高品質なハンバーガーを提供します。

・店舗向け注文KIOSK端末・調理指示システムの統合ソリューション「Store Meister(ストアマイスター)」
「Store Meister」は店舗におけるオーダー管理、顧客管理の効率化ソリューションです。KDS(キッチンディスプレイシステム)による各種オペレーションのデジタル化のほか、注文や決済を無人化するKIOSK端末も提供しています。

・かき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」※2024年リリース済み
「Kakigori Maker」はかき氷機との自動連動によって、調理の手間とコストを圧倒的に削減する全自動調理ロボットです。氷の盛り加減をビジョンシステムを通じてリアルタイムに制御し、気温・湿度・氷の密度などに左右されることなく、一定の品質を実現します。かき氷の調理過程を自動化することで、均質な商品の提供や調理時間の短縮を可能にします。
サービスサイト:https://kakigori-maker.com/

・スマートコーヒースタンド「root C(ルートシー)」※2021年リリース済み
「root C」はアプリからの注文で、受け取りたい時間に合わせて挽きたて、淹れたてのスペシャルティコーヒーを専用のロッカーから提供する、完全無人営業のコーヒースタンドです。商業施設やオフィスの1坪弱の遊休スペースを活用し、現在約20カ所で稼働しています。また、2025年より「root C」の筐体デザインや取り扱うコーヒー豆の種類を、事業者のブランドに合わせてカスタマイズできる「法人向けソリューションプラン」の提供も開始しました。
サービスサイト:https://rootc.cafe/

◼️「図面バンク」について
New Innovations の取引先である製造業の皆さまの声を受けてリリースした製造業向けのAIを活用したクラウド図面管理システムです。

製造業における見積もり作成や部品の加工過程には「類似の過去図面を探し、参照する」ことへのニーズが高い一方、事業者は膨大な書類の管理に課題を抱えています。「図面バンク」は図面と関連書類(見積書、各種技術文書、CAD・CAMファイルなど)を紐づけてクラウドに保存・管理し、AIを活用することで何千、何万枚もある過去の図面から類似形状を即座に検索が可能なシステムです。高精度AI-OCRによって紙の手書き図面も認識します。これにより、特定の担当者に依存せず、必要な情報や過去のデータへのアクセスが可能となり、業務効率化が期待できることから、図面を探す手間と人件費の4割削減を実現します。
サービスサイト:https://zumen-bank.com/

◼️ファイナンスについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46923/127/46923-127-f8bfc79a14b1cdff4eae05deec3418ad-1920x1005.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・第三者割当増資引受先(順不同)
スパークス・アセット・マネジメント株式会社(未来創生3号ファンド)
ニッセイ・キャピタル株式会社
池田泉州キャピタル株式会社
株式会社FLAG-41
SBIインベストメント株式会社
グローバル・ブレイン株式会社
KDDI Open Innovation Fund 3号
三鬼 紘太郎氏
HERO Impact Capital
DEEPCORE
経営株主等
※記載の組織名が引受者の組合等名称と異なる場合がございます。

・引受先からのコメント
<スパークス・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長 CEO 阿部 修平氏>
New Innovations はすでに展開しているスマートコーヒースタンド「root C」、そして現在開発中の調理ロボットによって、人手不足が深刻な飲食業界の自動化・省人化の実現を目指しています。中尾CEOと山田COOのリーダーシップの下、高い技術力とビジネス開発力を兼ね備えた会社のポテンシャルには大いに期待をしております。「人類を前に進め、人々を幸せにする」というミッションを推進し、日本そして世界を代表するメーカーを目指す同社を支援してまいります。

<ニッセイ・キャピタル株式会社 シニアキャピタリスト 堀田 芽ノ世氏・キャピタリスト 高口 雄太氏>
飲食領域を中心に自動化のロボットソリューションを提供するNew Innovations 社の挑戦にご一緒させていただくことを非常に嬉しく思います。
日本は残念ながら労働人口減少というシナリオに向き合わなければならないフェーズが来ており、いくつかの領域では採用難や定着率低下という形で課題が顕在化しております。その市場の中で顧客課題に向き合い、適切なソリューションの提案を高速で行える高いビジネス開発力・ソフトとハードの技術開発力を持つNew Innovations 社であれば自動化・省人化の価値を世に打ち出せると信じて今回出資させていただきました。
人がより付加価値の高い業務にシフトしていく世界に向けて戦う中尾氏率いるNew Innovations 社を投資家として全力で応援していきます。

<池田泉州キャピタル株式会社 代表取締役 田中 耕氏>
若き起業家・中尾氏が率いるNew Innovations 社は、深刻化する現場の人手不足という社会課題に挑み、自動化・省人化の技術革新を推進しています。人にしかできない繊細な作業にも寄り添い、産業構造の変革に挑戦する姿勢に強く共感しています。単なる労働力削減に留まらず、人がより付加価値の高い業務に集中できる未来の実現に向け、池田泉州キャピタルとしても今後の飛躍を全力で支援してまいります。

<株式会社FLAG-41 代表取締役社長 山本 芳司氏>
弊社には人の為に役立つ事や社会貢献といったパーパスがあります。New Innovations 社の「人類を前に進め、人々を幸せにする」という理念や、「ロボティクス技術により、自動化や省人化を図る事で創出された時間を、人間にしかできない創造性や感性を活かしたコミュニケーション等付加価値の高い仕事に従事できる社会を実現したい」という代表の中尾氏の力強いお言葉に感銘を受け、この度ご出資をさせていただきました。今後の更なるスケールアップに期待しております。

<三鬼 紘太郎氏>
信頼する投資家の方に「近い将来に100倍になるポテンシャルを持ちつつ、駆け出しではなく既に事業が進捗している会社さんはないですか」と無茶な相談をしたところ、唯一このNew Innovations 社をご紹介いただきました。飲食・サービス業界のオペレーション自動化・省人化は他案件でも投資している注力テーマであり、またハードウェアゆえのグローバル展開の可能性も強く期待しています。

◼️採用情報
New Innovations は、OMO領域における事業を推進する、事業企画、開発エンジニア、コーポレート人材を積極採用しています。
今回の資金調達を踏まえて下記ポジションを中心に人材採用を加速させていきます。
・OMOソリューション 事業開発(エンタープライズセールス & 要件定義PM)
・図面バンク SMB向け フィールドセールス
・図面バンク エンタープライズ向け フィールドセールス
・図面バンク カスタマーサクセス(立ち上げ)
・VPoE(ロボティクスソリューション開発責任者)
・採用責任者

New Innovations は上場企業役員経験者、外資コンサルティングファーム出身者、ユニコーンスタートアップの経営メンバー、部長クラスの経験者、人型ロボットをはじめ様々な開発に携わってきたシニアエンジニア、幼少期からロボット製作に携わり国内外のロボットコンテストで優勝した若手人材まで、幅広いメンバーが活躍しているビジネス・開発組織です。ご応募をお待ちしております。
https://hrmos.co/pages/newinov/jobs

◼️採用やプロダクトに関するお問い合わせ
以下のフォームよりご連絡をお願いいたします。
https://newinov.com/contact/

【代表取締役 CEO 兼 CTO プロフィール】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46923/127/46923-127-9bbb46d0cd81db2ba8790acf51609d6a-900x1025.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]中尾 渓人(Keito Nakao)
1999年、和歌山県生まれ。14歳で『RoboCup Junior』世界大会にて入賞。15歳から開始したシステム開発事業で取引先が300を超えたことをきっかけに、高校在学中の2018年に株式会社New Innovations を設立。「人類を前に進め、人々を幸せにする」を理念に、あらゆる業界に向けてOMOソリューションを提供することで、企業の生産性向上や収益増加、顧客体験の向上などに寄与している。「Forbes 30 Under 30 Asia 2023」選出。




【取締役 COO 兼 CFO プロフィール】
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46923/127/46923-127-b2fd04108bb2716c2aae9b27edb4a9a5-900x1025.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]山田 奨(Tsutomu Yamada)
慶應義塾大学在学中に、AI・ロボティクスを中心としたDeep Techを投資対象とするソフトバンク系ファンドにてアソシエイトとしてファンド投資先企業の支援を行う。2019年4月、New Innovations に参画。取締役として、OMO 事業領域及びファイナンス、コーポレート組織を統括している。






◼️New Innovations について
「人類を前に進め、人々を幸せにする」を理念に掲げ、OMO(オンラインとオフラインの融合)を主軸とする事業を展開しています。コンサルティングから開発・事業展開までワンストップで支援。AIやクラウド、オンライン制御などのコア技術を駆使し、省力・自動化を軸にしたハードウェア製造とソフトウェア構築を行います。自社プロダクトとしてスマートコーヒースタンド「root C」を運営。2024年6月にかき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」をリリース。また、AIを活用したクラウド図面管理システム「図面バンク」の開発・提供も行う。ロボティクスを通じた付加価値創造により、あらゆる業界における生産性向上や事業構造の変革、顧客体験の向上を実現し、企業の収益増加、そして産業の発展に貢献します。

【会社概要】
人類を前に進め、人々を幸せにする
会社名  :株式会社New Innovations
代表取締役:中尾 渓人
資本金  :28億400万円(準備金含む)
設立   :2018年1月
事業内容 :OMOソリューションやスマートコーヒースタンド「root C(ルートシー)」、AIを活用したクラウド図面管理システム「図面バンク」の提供
本店   :東京都江東区豊洲6-4-34 メブクス豊洲10F
URL   :https://newinov.com/

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