【10月M&Aレポート】単月、累計ともに過去最多 10月91件(6件増)、年内累計980件で前年を大きく上回る
2024年11月7日（木）17時46分 PR TIMES
外食産業で引き続きM＆A活発に
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-8a92a8265fdab33897f31500b3da8b1a-1120x634.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2024年10月までのM&A件数、金額の推移
2024年10月のM&A件数(適時開示ベース)は91件と前年同期に比べ6件増え、10月単月では2008年以来、過去最多となりました。取引金額は1000億円を超える大型の案件が複数発表され、前年同期比2.55倍の6200億円まで伸びました。前月に続き外食・フードサービスは活発で、案件を積み重ねています。
上場企業に義務付けられている適時開示情報のうち、経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)について、M&A Onlineが集計しました。
M＆A件数、過去最高の前年を上回るハイペースが続く
2024年1~10月の累計は980件で前年の832件を超え、前年を大きく上回るハイペースが続いています。累計額は8兆円を突破し、昨年の同時期までの累計額6兆4130億円を上回りました。
10月は外食のM&Aが活発に
10月の案件で注目されるのは引き続き外食・フードサービス業界です。10月にサンマルクホールディングス、KOZOホールディングス、ワタミによるM＆Aが発表され、1〜10月累計で2023年通年の24件を超す26件になりました。
注目すべきは内容の変化で、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した2023年5月以前に発表されたM＆Aでは、会社・事業の譲渡案件が目立っていましたが、足元では外食・フードサービス業が同業を買収する案件が増加しています。
レポート全文はこちら :
https://maonline.jp/articles/ma_summary_20241107
10月のM&A上位3社
日本ペイントホールディングス
- 概要：アメリカの化学品メーカーAOCを子会社化
- 取引金額: 約3340億円
- 詳細：2020年にシンガポールのウットラムグループの傘下入りした日本ペイントHDは今回、欧州、北米市場でトップクラスに位置するAOCを子会社化。これにより海外販売網の多様化のほか、低リスクで高マージンの製品ポートフォリオを獲得します。
サムティホールディングス
- 概要：シンガポールの投資ファンド、ヒルハウスのTOBを受け入れ非公開化を目指す
- 取引金額: 1063億円
- 詳細：サムティは不動産売却に依存した事業構造から、自社で企画・開発した不動産の賃貸収入を主体とした事業構造への転換を進めています。不動産領域に強みを持つヒルハウスのTOBを受け入れ、ビジネスモデルの変革を目指します。
UBE
- 概要：ドイツの化学品メーカー、ランクセスからウレタン関連製品事業を取得
- 取引金額: 約736億円
- 詳細：ランクセスが持つ、ウレタン樹脂の技術ほか、販売ネットワークなどの事業基盤を獲得し、高機能ウレタン樹脂市場での競争力強化につなげる狙いがあります。
10月のM＆A:金額上位10社
1.日本ペイントHD：米国の化学品企業ＡＯＣを子会社化 3340億円
2.サムティホールディングス：シンガポールの投資ファンド、ヒルハウスのＴＯＢを受け入れて株式を非公開化 1063億円
3.UBE：ドイツの化学品メーカーのランクセスからウレタン関連製品事業を取得 736億円
4.品川リフラクトリーズ：オランダの耐火物メーカーGouda Refractories Groupを子会社化 244億円
5.マネーパートナーズグループ：FX同業者の外貨ドットコムによるTOBを受け入れ 154億円
6.サンマルクホールディングス：飲食店運営のジーホールディングスを子会社化 112億円
7.ヨンドシーホールディングス：腕時計販売・買い取りの羅針を子会社化 105億円
8.Ｉーｎe：化粧品企画販売のトゥヴェールを子会社化 101億円
9.テクマトリックス：マレーシアのサイバーセキュリティー企業Firmusを子会社化 50億円
10.日本紙パルプ商事：グラフィック用紙卸売のフランスInapa Franceを子会社化 43億円
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-e3683cc7796736899a237fa49300caca-986x230.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]M＆A OnlineM＆A OnlineとはM＆A Onlineは、M&A（企業の合併・買収）を、身近に感じ、深く知り、活用してもらうためのメディアです。M&Aに広く関心を寄せていただき、社会課題となっている後継者問題の解消、さらには日本経済のイノベーションの実現に寄与すべく、日々、情報発信を行っています。
M＆A Onlineはこちら :
https://maonline.jp/
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-22aaf63e9c7eed0c540321ec739f67e1-1125x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ストライクロゴ運営会社（株式会社ストライク）名 称：株式会社ストライク所在地：東京都千代田区大手町1-2-1 三井物産ビル15階
代表者：代表取締役社長 荒井 邦彦
設 立：1997年7月
事業内容：M&A仲介業
U R L：https://www.strike.co.jp/
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-922ba71bceee951f5c3c6bc613ebfab7-1749x2481.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『M&Aコンサルタントに必要な法務スキル』『M&Aコンサルタントに必要な法務スキル』好評発売中！タイトル：Ｍ＆Ａコンサルタントに必要な法務スキル
編集：株式会社ストライク
定価：4,400円(税込)
ISBN：9784502502217
発行元：中央経済社
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[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-8a92a8265fdab33897f31500b3da8b1a-1120x634.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2024年10月までのM&A件数、金額の推移
2024年10月のM&A件数(適時開示ベース)は91件と前年同期に比べ6件増え、10月単月では2008年以来、過去最多となりました。取引金額は1000億円を超える大型の案件が複数発表され、前年同期比2.55倍の6200億円まで伸びました。前月に続き外食・フードサービスは活発で、案件を積み重ねています。
上場企業に義務付けられている適時開示情報のうち、経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)について、M&A Onlineが集計しました。
M＆A件数、過去最高の前年を上回るハイペースが続く
2024年1~10月の累計は980件で前年の832件を超え、前年を大きく上回るハイペースが続いています。累計額は8兆円を突破し、昨年の同時期までの累計額6兆4130億円を上回りました。
10月は外食のM&Aが活発に
10月の案件で注目されるのは引き続き外食・フードサービス業界です。10月にサンマルクホールディングス、KOZOホールディングス、ワタミによるM＆Aが発表され、1〜10月累計で2023年通年の24件を超す26件になりました。
注目すべきは内容の変化で、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した2023年5月以前に発表されたM＆Aでは、会社・事業の譲渡案件が目立っていましたが、足元では外食・フードサービス業が同業を買収する案件が増加しています。
レポート全文はこちら :
https://maonline.jp/articles/ma_summary_20241107
10月のM&A上位3社
日本ペイントホールディングス
- 概要：アメリカの化学品メーカーAOCを子会社化
- 取引金額: 約3340億円
- 詳細：2020年にシンガポールのウットラムグループの傘下入りした日本ペイントHDは今回、欧州、北米市場でトップクラスに位置するAOCを子会社化。これにより海外販売網の多様化のほか、低リスクで高マージンの製品ポートフォリオを獲得します。
サムティホールディングス
- 概要：シンガポールの投資ファンド、ヒルハウスのTOBを受け入れ非公開化を目指す
- 取引金額: 1063億円
- 詳細：サムティは不動産売却に依存した事業構造から、自社で企画・開発した不動産の賃貸収入を主体とした事業構造への転換を進めています。不動産領域に強みを持つヒルハウスのTOBを受け入れ、ビジネスモデルの変革を目指します。
UBE
- 概要：ドイツの化学品メーカー、ランクセスからウレタン関連製品事業を取得
- 取引金額: 約736億円
- 詳細：ランクセスが持つ、ウレタン樹脂の技術ほか、販売ネットワークなどの事業基盤を獲得し、高機能ウレタン樹脂市場での競争力強化につなげる狙いがあります。
10月のM＆A:金額上位10社
1.日本ペイントHD：米国の化学品企業ＡＯＣを子会社化 3340億円
2.サムティホールディングス：シンガポールの投資ファンド、ヒルハウスのＴＯＢを受け入れて株式を非公開化 1063億円
3.UBE：ドイツの化学品メーカーのランクセスからウレタン関連製品事業を取得 736億円
4.品川リフラクトリーズ：オランダの耐火物メーカーGouda Refractories Groupを子会社化 244億円
5.マネーパートナーズグループ：FX同業者の外貨ドットコムによるTOBを受け入れ 154億円
6.サンマルクホールディングス：飲食店運営のジーホールディングスを子会社化 112億円
7.ヨンドシーホールディングス：腕時計販売・買い取りの羅針を子会社化 105億円
8.Ｉーｎe：化粧品企画販売のトゥヴェールを子会社化 101億円
9.テクマトリックス：マレーシアのサイバーセキュリティー企業Firmusを子会社化 50億円
10.日本紙パルプ商事：グラフィック用紙卸売のフランスInapa Franceを子会社化 43億円
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-e3683cc7796736899a237fa49300caca-986x230.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]M＆A OnlineM＆A OnlineとはM＆A Onlineは、M&A（企業の合併・買収）を、身近に感じ、深く知り、活用してもらうためのメディアです。M&Aに広く関心を寄せていただき、社会課題となっている後継者問題の解消、さらには日本経済のイノベーションの実現に寄与すべく、日々、情報発信を行っています。
M＆A Onlineはこちら :
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[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34249/185/34249-185-22aaf63e9c7eed0c540321ec739f67e1-1125x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ストライクロゴ運営会社（株式会社ストライク）名 称：株式会社ストライク所在地：東京都千代田区大手町1-2-1 三井物産ビル15階
代表者：代表取締役社長 荒井 邦彦
設 立：1997年7月
事業内容：M&A仲介業
U R L：https://www.strike.co.jp/
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編集：株式会社ストライク
定価：4,400円(税込)
ISBN：9784502502217
発行元：中央経済社
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