「子どもたちの学びを止めるな。ウクライナへ電子黒板を。」クラウドファンディング募集開始(締切:2024年1月31日23:00)

2023年11月21日(火)15時16分 PR TIMES

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所と、同社のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川/代表取締役社長:五郎丸徹)は、キーウ国立経済大学のガンナ・マモノワ博士を発起人として、「ウクライナ教育支援プロジェクト」を立ち上げ、2023年11月21日(火)から2024年1月31日(水)まで、ウクライナの学校に電子黒板を寄贈するクラウドファンディングを、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて実施いたします。
(プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/UKR-manabipj2023)

[画像: https://prtimes.jp/i/2535/5583/resize/d2535-5583-a179a48978976169ad46-0.png ]

ウクライナの教育現場の今を一人でも多くの方々に知ってもらい、ウクライナの子どもたちの未来をつくるため教育支援を実行するのが、このプロジェクトの目的です。

教育支援の内容は、ウクライナの小学校等への電子黒板の寄贈です。電子黒板の寄贈は発起人のガンナ先生が希望されたものです。最新のテクノロジーを使った学習ツールで、未来を担うウクライナの子どもたちによりよい教育を受けてほしいという強い願いから、寄贈品を電子黒板※としました。

※ウクライナは現在、国外からの電子機器の搬入は不可能のため、ウクライナ国内の電子機器販売会社、ブチャ市の教育委員会などと連携して在庫と調達ルートを確保して寄贈いたします。

リターン(返礼品)は、ガンナ先生の原作による学習まんが『ブレーズ・パスカルと組合せ論』(日本語版)です。原書のウクライナ語版を、東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 辻研究室の協力のもと、株式会社 Gakkenの編集部が編集・制作をしています。ご寄付いただいた方々のお名前は「プロジェクト賛同者」として、本に掲載させていただきます。

ウクライナの子どもたちの未来を教育で支えるため、
多くの方のご賛同をお待ちしております。

■クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクト名「子どもたちの学びを止めるな。ウクライナへ電子黒板を。」
・プロジェクト実行者名 「ウクライナ教育支援プロジェクト」
・URL:https://readyfor.jp/projects/UKR-manabipj2023
・目標金額:300万円
・募集期間:2023年11月21日(火)〜2024年1月31日(水)23:00 
・資金使途:電子黒板の購入費、配送費など
・形式:通常型 / All in形式
※All in形式は、期間内に目標金額に到達しなかった場合も、集まった金額内で支援を実行する仕組みです。
・支援コース:計12コース
※リターン(返礼品)ありのコースには「学習まんが『ブレーズ・パスカルと組合せ論』(日本語版)」「書籍にお名前掲載」「電子黒板贈呈のセレモニーへオンラインご招待」など

「ウクライナ教育支援プロジェクト」


東京大学の「ウクライナ侵攻を受けた『学生・研究者の特別受入れプログラム』」によって日本へ来ていたガンナ・マモノワ博士(キーウ国立経済大学)が発起人となり、学研教育総合研究所と株式会社 Gakken が立ち上げたクラウドファンディングプロジェクトです。

・プロジェクト発起人 ガンナ・マモノワ博士(キーウ国立経済大学)
・プロジェクト運営事務局 学研教育総合研究所、株式会社 Gakken
・協力 東京大学国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構 辻研究室
・特別サポーター 図書印刷株式会社、日本紙パルプ商事株式会社

ガンナ・マモノワ博士より
プロジェクトへの想い


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=DLT7dNOILkQ ]

このプロジェクトを立ち上げることができ、Gakkenと東京大学辻研究室の支援に心から感謝申し上げます。

Gakkenは第二次世界大戦後、「戦後の復興は 教育をおいてほかにない」という創業者の信念から誕生したと聞きました。これは、今日のウクライナが直面する課題と同じです。この思いに深く共感します。国家再生の礎として、質の高い教育の重要性は言い尽くせません。

残念ながら、私が住んでいる地域の学校と幼稚園はロシア軍の破壊行為にさらされました。その後、国、都市コミュニティ、教育者、そして保護者たちが一丸となって、学びの拠点を再建するために努力してきました。しかし、この困難な時代において、公的資金の大半は、当然のことながら国防費に充てられています。

現在、町からロシア軍は撤退したものの、この平穏はしばしば空襲警報のサイレンによって破られます。授業が突然中断され、皆が安全のため防空壕へと急がされるのです。

私たちの子どもたちは、絶えず悲惨なニュースにさらされ、周りの大人たちの明らかな苦悩を目の当たりにし、愛する人を失う悲しみに繰り返し直面しています。これらの若い心にかかる感情的な負担は計り知れません。

このような困難な時代には、私たちは子どもたちに自分たちが一人でないこと、大人のコミュニティが彼らと共に立っていることを伝えることが極めて重要です。

現代的な学習ツールを導入することで、ウクライナの子どもたちの教育環境を再活性化し向上させることを目指しています。

現在の困難や暗闇にもかかわらず、私たちは新しい夜明けが訪れるという希望を持ち続けています。明るい未来を期待して、ウクライナの子どもたちに知識、才能、技能を身につけさせることに全力を尽くしています。

電子黒板を使ったインタラクティブな授業を通して、子どもたちの想像力に刺激を与えたい。
東京の街の風景を見て建築家を目指したり、横浜の活気ある港に魅了され船長になりたいという夢を持たせてあげたいのです。

この電子黒板は単なる道具ではなく、ウクライナの子どもたちを、より広い世界と、希望に満ちた未来へとつなぐゲートウェイなのです。

私たち大人の責任は子どもたちに人生の可能性を信じさせ、より明るい未来への希望を育み、自分の能力に自信を持たせることです。

このプロジェクトが ウクライナだけでなく、全世界にとって希望と感動の灯となることを、心から願っています。

ガンナ・マモノワ博士について


数学者・物理学者として、キーウ国立経済大学で教壇に立ちながら、数学オリンピック審査員を務めるほか、科学記事、ポピュラーサイエンス記事を執筆する。
2022年、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻後、東京大学の「ウクライナ侵攻を受けた『学生・研究者の特別受入れプログラム』」によって 2022年8月に日本へ。東京大学では、数学教育における学習まんがの有効性について、観察データの結果をもとに研究を行った。
2023年7月、家族との生活を優先するため、ウクライナへ帰国。現在は、キーウ国立経済大学に戻り、システム分析およびサイバーセキュリティ学科の准教授を務めている。

●学研教育総合研究所について
学研ホールディングスの調査・研究機関。大規模アンケート調査による「幼児白書」「小学生白書」「中学生白書」「高校生白書」を発行。時代と共に変わりゆく子どもたちの“いま”を捉え、発信し続けている。

●株式会社Gakkenについて
「戦後の復興は、教育をおいてほかにない」という創業者・古岡秀人の信念に基づき、 1946年4月に創立された「学習研究社」を前身とする学研ホールディングスの事業会社。児童書・学習参考書・一般書・医学看護書やデジタルコンテンツ、教科書や幼保園向けコンテンツ等を手掛ける総合出版社。

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