ピエール・ニネ“音声分析官”のルーティンとは?『ブラックボックス』リアルな挙動に注目の本編映像独占入手

2022年1月19日(水)18時30分 シネマカフェ

『ブラックボックス:音声分析捜査』(C) 2020 / WY Productions - 24 25 FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA - PANACHE Productions

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『イヴ・サンローラン』のピエール・ニネが主演する映画『ブラックボックス:音声分析捜査』より、ピエールが演じている完璧主義者マチューのルーティンが分かる本編映像をシネマカフェが独占入手した。




今回到着した映像は、視聴覚ラボにて、BEA(フランス航空事故調査局)内で最も鋭い聴覚を持つマチューが、ブラックボックスから取り出された音声データを初めて耳にするシーン。

マチューは、完璧主義者で天才がゆえ、局内でも恐れられている存在。音声と対峙する際、マチューにはルーティンがあり、イスに上着をかけ、デスク脇にメモ帳を開いて置く。また、ボールペンの配置角度にもしっくりくるポジションがあるようだ。

また、ヘッドフォンももちろん自前で、しっかりとした専用ケースに入れて所持。まずは目の前に置き、ソケットを機材にインプットしてから耳につけるという順序がマチューのルール。そんな一連の動作を、同僚は怪訝な目で見るが、そんなことはマチューは一切気にしないのだ。

そして、同僚と音声を聴き始めるマチュー。しかし、ノイズ交じりの「こちらスイス管制」という声が流れた途端、マチューはストップをかけ、「そのプラグを抜いてくれて」と一緒に音声を聴いていた同僚のヘッドフォンを外すように指示し、一人で没入するように聴き始める…。

一見、天才的人物の雰囲気をオーバーに表したようにも見える同シーンだが、演じたピエールは、役作りでBEAの分析官に接触、熱心にリサーチをし、本作に挑んでいる。「BEAの人たちと会って、長時間にわたって何百も質問をした。そうするうちに、マチューと似たような経歴の音声分析官を見つけることが出来た」というピエールは、「彼の仕草や、仕事のやり方とスピードからインスピレーションを得るために、彼を撮影する許可を求めた。音声分析官の仕事は非常に専門的だから、かなり正確に再現することが大切だったからね」と語っており、こだわりのワンシーンになっている。

『ブラックボックス:音声分析捜査』は1月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

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