アカデミー賞授賞式、「CM中に4部門を発表」に批判噴出で撤回
2019年2月18日(月)11時30分 シネマカフェ
後に見られるとはいえ、生放送では「カットされる」という憂き目にあう4部門。ベイリーはそれでも「アカデミーはオスカーで(受賞カテゴリーの)24部門全ての業績を称える」ことを強調したが、メンバーやファンたちから多くの非難の声が上がった。
「The Hollywood Reporter」によれば、先週、200人以上の撮影技師、マーティン・スコセッシやアルフォンソ・キュアロン含む75人の監督、ブラッドリー・クーパーやグレン・クローズら80人以上の俳優、その他プロデューサーや編集者らなどが連名でアカデミーに手紙を送付。アカデミーが行おうとしていることは、人生と情熱を捧げてきた4部門の人たちに対する侮辱であると指摘し、「いまからでも撤回するには遅くない」と計画の取りやめを迫った。
その結果、アカデミーは「多くのフィードバックを受け」、再考したことを明らかに。「全ての部門の賞を編集なしに、これまでのフォーマット通りに生放送します。2月24日のオスカーを心待ちにしています」という。