Mrs. GREEN APPLE大森元貴、朝ドラ初出演!『あんぱん』で作曲家役「とてもうれしく光栄」
2025年3月13日(木)12時0分 マイナビニュース
ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が、3月31日にスタートする連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)に作曲家・いせたくや役で出演することが13日、発表された。朝ドラ初出演となる。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、アンパンマンを生み出したやなせたかしさんと小松暢さん夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生を描く物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛ける。
大森が演じるいせたくやは、CM音楽や映画・テレビ・ラジオの劇音楽を多数作曲。そのかたわらミュージカル創作にも意欲を燃やす。生涯で15,000曲以上を作曲。 音楽を担当したミュージカル『見上げてごらん夜の星を』で柳井嵩(北村匠海)が舞台美術を担当することになり、嵩が作詞を担当した「手のひらを太陽に」の作曲を手がけることになっていく。
○■大森元貴 コメント
この度 いせたくや役を演じさせていただく運びとなりました。大森元貴です。
朝ドラチームからのご丁寧な愛あるお声がけ、とてもうれしく光栄に思います。
後世に名を残す「名曲」たちを数多く作曲された音楽家いずみたくさんがモデルとなっている役だと伺い、最大のリスペクトを込めて、僕が持ち合わせる心の底から精一杯演じさせていただきます。
いち視聴者としても「あんぱん」がすでに放っているワクワクするエネルギー、早く観たいです!
○■制作統括 倉崎憲チーフ・プロデューサー コメント
大森元貴さんに演じていただくのが、作曲家のいずみたくさんをモデルにした、いせたくや役です。「手のひらを太陽に」をはじめとした名曲を数多く生み出し、柳井嵩(北村匠海さん)とも仕事を共にしていく物語の終盤においての非常に重要な役です。
約一年前に初めてMrs. GREEN APPLE さんのライブに行った時のこと。そのライブはいつもとは違い、曲と曲との間にミュージカル調の表現方法を取り入れた音楽劇でした。一曲一曲の音楽はもちろんなのですが、曲と曲の繋つなぎでの大森さんの芝居、佇たたずまい、間、仕草、表情全てにグッと惹ひかれました。鳥肌が立ち、音楽以上に彼のその細やかな表現に触れ、気付いたら自分の頬に涙が流れてきました。
その瞬間、降りてきてしまったのです。“役者としての大森元貴さんを観てみたい”と。久々に感じた、この感覚。絶対に忘れたくない、この衝動。後悔したくない、この気持ちに正直にいたい。
ライブからの帰り道、大森さんに『あんぱん』への出演者としてのオファーをしようと心に決めたのです。
多岐に渡り大活躍されていて、昨年には新曲の5か月連続リリースにも挑戦されたり、数多くの曲を大ヒットさせている大森さんといずみたくさんがリンクする部分も多く、この役は絶対に大森さんに演じていただきたいと思いました。
ドラマ初出演ということですが、どこまでも可能性に満ちた存在。朝ドラで、この『あんぱん』でこれまでとはまた違った大森さんの一面、魅力をお届けしたいです。ぜひご期待ください!!
【編集部MEMO】
大森元貴(おおもり・もとき)は1996年生まれの音楽家。 作詞家・作曲家であり、バンドMrs. GREEN APPLEのフロントマン。Mrs. GREEN APPLEでは全楽曲の作詞/作曲/編曲、さらに作品のアートワークおよびミュージックビデオのアイデアまで、楽曲に関するすべての要素を担当している。その楽曲は、主要ストリーミングサービスにおいて23曲が総再生数1億回を突破している(アーティスト別単独1位)。2023年に「ケセラセラ」、2024年には「ライラック」にて日本レコード大賞を2年連続で受賞し、国民的バンドとしての地位を確かなものにした。大森は、2024年年間Billboard JAPAN作詞家チャート、及び作曲家チャートで、2年連続となる1位を獲得している。2024年9月に公開した映画『The White Lounge in CINEMA』は同年公開の音楽ライブを題材とした映画No.1となる大ヒットを記録したが、大森は同作でプランナー&ジェネラルプロデューサーを務めており、その多才ぶりが発揮されている。Mrs. GREEN APPLEは2025年にデビュー10周年を迎える。