恒松祐里「復讐心を蓄積して…」『ガンニバル』若き頃の後藤銀の役作り語る
2025年3月18日(火)20時53分 マイナビニュース
ディズニープラス「スター」で3月19日より独占配信開始される『ガンニバル』完結編の全世界最速上映イベントが18日、都内で開催され、主演の柳楽優弥をはじめ、笠松将、吉岡里帆、志水心音、吉原光夫、恒松祐里、倉悠貴、澤井一希、片山慎三監督が登壇した。
本作は、累計発行部数400万部を超える二宮正明氏のサスペンスコミックを実写化し、2022年12月末に配信された『ガンニバル』の続編。人里離れた供花村(くげむら)が隠してきた「この村では、人が喰われるらしい」という恐ろしい噂をめぐる真相が明らかになる。
村の真相に迫るため、狂気と暴力の渦に自らを投じる主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽優弥をはじめ、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希役の吉岡里帆らキャスト陣が続投。さらに新キャストとして、供花村に狂気のはじまりをもたらす若き頃の後藤銀役に恒松祐里、銀に見初められ、惑わされ、やがて渦巻く供花村の呪いに取り込まれていく神山正宗役に倉悠貴が参戦した。
倍賞美津子が演じた後藤銀の若き頃を、妖艶さと狂気さを持って演じた恒松は「もちろんプレッシャーはありました。倍賞さんの若い頃を演じるというので、すごくドキドキしていたんですけど、原作を熟読して臨みました」と撮影を回顧。
続けて、「漫画の中で銀が村人から虐げられているシーンがあるんです。その一コマをiPhoneのロック画面にして、半年間ぐらいずっと、携帯を開くたびに、銀が村人にいじめられているシーンが出てきて、それでどんどん供花村への復讐心を日々蓄積していって役に臨みました」と役作りを明かした。
澤井は、本作で演じた森に生息する凶暴な大男“あの人”として、イベントの終盤に登場。キャストに襲いかかるようなパフォーマンスも見せて盛り上げた。