『べらぼう』水野美紀、眉なし姿で子役に怖がられる 裏側も明かす「極限まで剃って脱色」
2025年3月23日(日)20時59分 マイナビニュース
女優の水野美紀が23日、東京・渋谷のNHKホールで行われた大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合 毎週日曜20:00〜ほか)のファンミーティングに、安田顕、中村隼人、風間俊介、鉄拳とともに登壇した。
江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。脚本は、『おんな城主 直虎』(17)以来、8年ぶり2度目の大河ドラマとなる森下佳子氏が手掛ける。
元花魁で女郎の光と影を知り尽くす、老舗女郎屋・松葉屋の女将・いねを演じている水野は、「豪華な女郎屋のセットの中で、美しい女郎たちに囲まれて本当に楽しく撮影させていただきました」と語った。
“眉なし”でいねを演じている水野。平賀源内役の安田から「今日ははっきりした眉毛」と言われると、「描いていますし、だいぶ生えています」とにっこり。「撮影に入る直前にいつも極限まで剃って脱色するんですけど、本当に生えているように描くのが上手になりましたし、今はだいぶ生えている状態なので、普通の顔に戻っていると思います」とメイクの裏側を明かした。
そして、「撮影現場にある大きいモニターに眉毛のない人がアップになると怖いんですよ。自分でもびっくりしてしまう」と自身の顔に驚いていると言い、眉なしに抵抗はなかったか聞かれると「女優魂だとかすごいと言われるんですけど、全然そんなつもりなくて軽い気持ちでやったら、『よく頑張った』『女優魂』と褒められるので逆に戸惑っています。そんなに怖いですかって」「眉毛の印象って本当に大きいんだなと思います」と話した。
現場では子役たちに怖がられていたようで、「禿(かむろ)ちゃんたちがかわいくてお話したくて寄っていくんですけど、全然懐いてくれない。眉毛ないからですよね。怖かったんでしょうね。全然目を合わせてくれなくて。最後まであまり話せなくて寂しかった」と残念がっていた。