次期朝ドラ『ばけばけ』撮入 高石あかりの凄みが伝わるハプニングも! 制作統括が明かす「あまりにも自然で…」

2025年4月10日(木)11時0分 マイナビニュース


女優の高石あかりが主演を務める2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』は、3月25日にNHK大阪放送局スタジオでクランクインし、主人公・松野トキ役の高石は4月2日に京都市内ロケでクランクイン。現在は、父・司之介役の岡部たかし、母・フミ役の池脇千鶴、祖父・勘右衛門役の小日向文世らと順調に撮影しているという。このたび高石らキャストのコメントが到着。また、制作統括の橋爪國臣氏が取材に応じ、現場の様子を語った。
113作目の朝ドラとなる『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語を届ける。小泉セツがモデルのヒロイン・松野トキを高石あかり、小泉八雲がモデルの夫・ヘブンをトミー・バストウが演じ、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。
橋爪氏は、高石の演技を「松野トキそのもので、たたずまいや一瞬一瞬の表現が本当に魅力的で心を奪われています」と絶賛し、「本当にそこにいる自然体な女の子を演じるのが素晴らしい。セリフを言っているように聞こえなくて、なかなかそういう役者は見たことがないというぐらいすごいなと思っています」と高石の凄みを感じる日々だという。
そして、「この間撮影していたときに、会話をするシーンだったのですが、あまりにも自然で、演技なのか演技じゃないのかよくわからず、演技じゃないと思った人が途中で止めていまうというハプニングがあって、それほど本当にリアルなんです」と現場で起きたハプニングも明かし、「芝居をやっているように見えないというのがすごいなと思いますし、ふじきさんの脚本を体現できるのは彼女だったなと、選んでよかったなと思います」と語った。
また、松野トキの少女期を福地美晴が演じることも明らかに。福地は674人の応募者の中からオーディションで決定した。
キャストのコメントは以下の通り。
○松野トキ役 高石あかり
クランクインいたしました!
本読みの段階から既に『ばけばけ』のおかしな世界観が出来上がっていて、撮影を本当に楽しみにしていました。
こんな朝ドラ見たことないと思わず笑ってしまうシーンも多く、和やかな空気感の中、撮影しています。
愛と笑いにあふれる現場作りをしてくださった『ばけばけ』チームの皆さんには感謝しかありません。
これから一年間、いろいろなハプニングの連続だと思いますが、そんな日々さえも楽しみながら頑張ります!
○トキの父・松野司之介役 岡部たかし
緊張と緩和が行ったり来たりのクランクイン!おかしみが生まれる瞬間です。実際おもろい。撮影現場は関西弁が飛び交い、それもまたおもろく、スタッフの皆さんと共に美晴おトキ、あかりおトキの成長を見守っていくど!って気持ちが高まりました。
ふじき氏が書いたセリフの妙を大事に大胆に伝え、演じていきたいです。
○トキの母・松野フミ役 池脇千鶴
無事クランクインして、緊張しながらフミを生きています。夫役の岡部さん、お義父様役の小日向さん、 トキの子供時代を演じる美晴ちゃん。松野家のみんなに支えられながら、笑って楽しく撮影しております。
ここから先はヒロインの髙石あかりちゃんに頼りながら、精一杯笑って生きていきます。どうでしょう。
今のところクスクス出来る場面なので、このままあまり深刻にならずに優しい物語であると良いのですが。。。わたしも大して先も知らずワクワクしております。みなさん、温かい目でついてきて応援してください!
○トキの祖父・松野勘右衛門役 小日向文世
クランクインの日に初回の家族のシーンを撮影しまして、これからこの家族とトキを中心に仲良く過ごしていくんだなと、撮影がとても楽しみになりました。
食卓のシーンでは、家族が集まってしじみ汁を飲んでほっとする姿が微笑ましくて、貧しいながらもほんわかした、家族の絆を感じるシーンになっていると思います。
撮影ではちょんまげをつけているので、朝ドラを撮影しているとは思えません。“ラストサムライ”として武士の精神を守りつつ、おトキをかわいがる勘右衛門を楽しく演じていきたいと思います。
(C)NHK

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