「うれしいです…」最強クラスの美女雀士、ついに“セミファイナルの呪い”から脱出 思わず泣けてくる2着に仲間も「めでたい!」/麻雀・Mリーグ
2025年4月11日(金)12時30分 ABEMA TIMES

5シーズンぶりの連対ともなれば、思わず泣けてくるのも納得だ。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月10日の第1試合に出場したU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が、オーラス南4局2本場に満貫をアガって2着浮上。2019-20シーズン以来となるセミファイナルでの連対に「めっちゃうれしいです!」と喜びが爆発。控室に戻ると、思わず泣けてきたのか「うれしいです…」と声を絞り出すシーンがあった。
【映像】5シーズンぶりの連対に「うれしいです…」と泣けてきた瑞原
レギュラーシーズンでは、今シーズンも+120.9と、4年連続で3ケタプラスを稼ぐなど、抜群の安定感と強さを誇る瑞原だが、ポストシーズンではとにかく苦労する。セミファイナルシリーズでは2019-20シーズンで連対をして以来、トップも2着もなし。これには徐々に「セミファイナルの呪い」と語られるようにもなり、瑞原自身は雑談時のネタにしつつも、ずっと心に引っかかるものにもなっていた。
試合ではTEAM雷電・黒沢咲(連盟)がトップ目でオーラスに突入。南4局1本場は流局となり、そのまま黒沢が牌を伏せればゲームセット、瑞原はまたも3着で連対を逃すところだったが、なんと黒沢はさらなる加点を求めてテンパイを宣言し試合続行。瑞原にも着アップのチャンスが巡ってきた。

すると手牌も応えて10巡目に1筒をカンすると、リンシャン牌から持ってきた7筒でテンパイ。東・九万のシャンポン待ちリーチを打って、着アップに期待をかけた。すると黒沢から東がこぼれ、リーチ・チャンタの8000点(+600点)をゲット。2着目だったセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)を抜き去り、セミファイナルでは5シーズンぶりの2着でフィニッシュした。
試合後のインタビューでは「めちゃくちゃうれしいです!」と喜びを隠さなかったが、インタビュー後の通路でも「こんなにうれしい2着は初めてだよー。うれしいよー」と弾みながら控室に戻ると、仲間に向けて「連対できました!うれしいです…」と、泣けてきたかのような表情。チームメイトからも「めでたい!」と拍手が送られていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)