『あんぱん』<親心も学んでこられたようですね>登美子と千代子の女の戦い。視聴者「皮肉のひとつも言いたくなる」「松嶋菜々子は厄介な美人を演じさせたら天下一品」
2025年4月18日(金)11時40分 婦人公論.jp
(『あんぱん』/(c)NHK)
今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第3週「なんのために生まれて」の第15回が4月18日に放送され、話題になっています。
*以下4月18日放送回のネタバレを含みます。
<あらすじ>
8 年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子さん)が突然帰ってくる。
登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を褒められてうれしくなる嵩(北村匠海さん)。
その一方で、兄貴のようには喜べないとシーソーに座って本を読む千尋(中沢元紀さん)。
その様子を通りがかりののぶ(今田美桜さん)が見つける。
商店街で談笑する嵩たち親子の前に思いつめた表情でやってきたのぶは、涙ながらに登美子にある思いを伝える。そんなのぶに嵩は…。
視聴者の声
8年間音沙汰のなかった登美子が、夫と離縁して戻ってきたことが明らかになりました。相談もなく再婚し、連絡もよこさないままだった登美子に対し、千代子は納得できない様子。千代子が「親心も学んでこられたようですね」と皮肉を言うと、登美子は「おかげさまで」と返しました。
養母と実母の間で繰り広げられた女の戦い。SNSやコメントにはたくさんの意見が寄せられました。「皮肉のひとつくらい言いたくもなるわ」「これは千代子さんに同情してしまうわ」と千代子の心情を理解する人も。
2人の対比にも注目が集まりました。控えめな柄の着物の千代子に対し、登美子は鮮やかな青い着物。「着物の好みの対比が、二人の女の生き方をそのまま反映していて凄い説得力!」と衣装担当の仕事ぶりを絶賛する声がありました。
登美子役の松嶋菜々子さんは登場するたびに視聴者に強烈なインパクトを残してきましたが、「厄介な美人を演じさせたら天下一品だな」「松嶋菜々子の演技が凄いわ 1日出ただけで全部持ってった」と演技を称賛する声が上がりました。
一方で、登美子の以前と変わらぬ美貌に「全然老けてないやん!」「歳月の流れを感じさせない。不老の登美子母」と驚く人もいました。
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朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者<アンパンマン>を生み出したやなせたかしと、小松暢の夫婦をモデルとした物語。ヒロインの<朝田のぶ>を今田美桜さん、<柳井嵩>を北村匠海さんが演じます。
のぶの父・結太郎を加瀬亮さん、のぶの母・羽多子を江口のりこさん、嵩の母・登美子を松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛を竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じます。
林田理沙アナウンサーが語りを、脚本は中園ミホさんが担当。主題歌『賜物』はRADWIMPSが手掛けています。
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