北村匠海、『東リベ2』「教場0」「幽☆遊☆白書」2023年も駆け抜ける

2023年4月21日(金)17時0分 シネマカフェ

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

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社会現象級の大ヒットとなった映画『東京リベンジャーズ』の待望の続編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』が、いよいよ4月21日(金)より公開(『-決戦-』は6月30日公開)。北村匠海が、“泣き虫のヒーロー”花垣武道(タケミチ)として再びスクリーンに帰ってくる!

1月期のヒューマンラブストーリー「星降る夜に」では音のない世界に生きる、感情表現豊かな遺品整理士役を演じ、視聴者の涙を誘ったことも記憶に新しい北村さん。さらに放送中の「風間公親-教場0-」でも、スペシャルドラマ「教場II」のラストから繋がる重要なキーパーソンを演じる。2023年も、北村さんの“日和らない”活躍ぶりは期待を集めている。


「星降る夜に」天真爛漫な恋する姿に注目集まる

2008年に池松壮亮の幼年期を演じた『DIVE!! ダイブ!!』で映画デビューし、子役から活躍してきた北村さん。俳優としては映画『君の膵臓をたべたい』や、ドラマ「仰げば尊し」「THE GOOD WIFE/グッドワイフ」などを通じてブレイク。

「DISH//」としても「猫」がロングランヒットし、一発撮りパフォーマンスのYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で披露した「DISH//(北村匠海) - 猫/THE FIRST TAKE」は同チャンネル史上初の2億回再生を達成している。

2020年にはコロナ禍ながら公開映画だけで5作品、うち『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』など4本で主演を務めた。そして、最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録し2021年劇場実写映画No.1の大ヒットとなった『東京リベンジャーズ』のタケミチ役で唯一無二の存在に。

また、大九明子監督『勝手にふるえてろ』、松本花奈監督『明け方の若者たち』ほか、『そばかす』(友情出演)『スクロール』など現代の若者像に迫る作品にも続々と出演、アニメ映画『かがみの孤城』での声優など、幅広い層の心を掴んでいる。

先のドラマ「星降る夜に」では吉高由里子演じる産婦人科医・雪宮鈴が出会う、年下の遺品整理士・柊一星を手話を自然に駆使しながら好演。北村さんは「ヤンキーの役が続いていたので、戦ってばかりだった」なか、「血や泥をすべて拭って、直球ラブストーリーに参加できることがすごく楽しみでした」と笑顔でクランクイン時に語っていた。

同作では、年齢差を気にする鈴の心を瞬時に解きほぐすような素直な感情表現をはじめ、鈴にとってトラウマとなっている医療訴訟とその原告・伴宗一郎(ムロツヨシ)との緊張関係を緩め、温めるようなハグのシーンには「一星くんは本当に素敵で優しい人」「みんなの優しさが詰まった一星が伴の心の涙をそっと掬いとってあげるよう」など、反響を呼んだ。


『東京リベンジャーズ』運命的なタケミチ役、
新キャストとのケミにも注目

「武道をまたやれる、みんなとまた会える、また"名前を呼んでもらえる"。そんなことだけでも嬉しかった」と、続編製作の情報解禁の際、タケミチ役への並々ならぬ思いを口にしていた北村さん。

先日行われた本作のプレミアムナイト レッドカーペットイベントでは、続編の新キャストとなる永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙との撮影をふり返り、「3人はものすごい気合いで臨んでくれて、その熱量にすごく引っ張られた部分もあります」と話していた。

「付き合いも長い虹郎の芝居、相棒として真宙、対峙することが多かった絢斗くん。不思議と新鮮さがなくて、この作品に完全に1からずっといたメンバーでは、という気がした」と一体感を持って臨んだことも明かす。とりわけ高杉さん演じる千冬は原作でも特に人気のキャラクターであり、その新たな相棒にも熱視線が寄せられている。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は公開中、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は6月30日(金)より公開。


木村拓哉主演「風間公親-教場0-」に登場
「僕はもうぶつけるだけ」

そんな高杉さんと北村さんは、「風間公親-教場0-」の公式SNSにもそれぞれの出演ドラマのPRのために一緒に登場。今作では、2021年正月に放送された「教場II」のエンドクレジット後に映し出された、刑事時代の風間(木村拓哉)のバディである新人刑事・遠野章宏の再登場が早くも話題となっている。

その過去シーンでは土砂降りの夜、怪しげな人物を追っていたが、風間が止めるのも聞かず1人で男を追いかけた遠野は傘を開いた瞬間、男に後ろから刺されてしまう。さらに、男が手にしていた千枚通しが、風間の右目をも襲うことに…。

この“雨の屋上での惨劇”に至るまでが描かれる今回の「教場0」に、北村さんは「“ついに来たか”という感じ」と待望であったことを告白、木村さんについて「今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています」とコメントしていただけに、遠野の登場エピソードは見逃せない。

「風間公親−教場0−」は毎週月曜21時〜フジテレビ系にて放送中。


永瀬廉&杉咲花共演、
信頼のタッグ『法廷遊戯』

「星降る夜に」でタッグを組んだ深川栄洋監督のもと、同作に法律監修として協力した弁護士・五十嵐律人による法廷ミステリー小説を映画化。「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨を北村さんが演じる。

「ミステリーでありながら観ている人も自分の価値観を見つめ直せるような、誰が正しい正しくない、自分の正義を問える映画だと思います」とコメントしている北村さん。先日解禁された映像からも、北村さんのダークな一面がうかがえるものとなっている。

『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。


Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」
ヤンキー×優しさの幽助に

「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、アニメ化もされた90年代の伝説的漫画をNetflixがシリーズ化。北村さんは主人公・浦飯幽助役に、メガホンをとる月川翔監督から「最も信頼している俳優」として起用された。『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』などに続き4作品目のタッグとなるが、「より一層、表現に磨きがかかっている」と評されている。

「原作よりダークな空気感が強い印象があると思います」という北村さん。これまでに体現してきた“ヤンキー”さと「目の前のことから目を背けない優しさ」を合わせ持つ幽助がこの冬、世界に向かって放たれる。

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」は12月、Netflixにて全世界同時配信予定。

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