『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』萩原利久&河合優実&伊東蒼、3人の心震わすキャラクター映像解禁
2025年4月22日(火)20時0分 クランクイン!
本作は、ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした同名の恋愛小説を実写化。監督を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』(2017)、『私をくいとめて』(2020)、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK/2023)などを手がけた大九明子。個性的かつリアリティーあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。主人公のさえない毎日を送る大学生・小西徹を萩原利久、小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を河合優実が演じている。
思い描いていた大学生活とはほど遠い、さえない毎日を送る小西。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田のりりしい姿に目を奪われた。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、くしくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う—。
このたび、小西(萩原)、桜田(河合)、さっちゃん(伊東)のキャラクター映像が解禁。
小西のキャラクター映像では、犬のさくらに顔をなめられ、桜田との“驚異的”な偶然に素直に喜び、友人とふざけあうなど、普通の大学生の日常を過ごす小西の姿から一転し、感情をむきだしにして桜田に「離れられない二人になりたい」と切実な想いを告白し…。
ヒロインの桜田のキャラクター映像は、凛とした姿を見せながら、「朝から“さちせ”な気分」と小西との楽しいひと時を楽しむ桜田の姿から始まる。しかし、「最初から分かってたんですよ」という言葉から、雨に打たれ足早に歩き、「泣くことがこんなに痛いんやって初めて知った」と想いを吐露する。
“明るいバイト仲間”のさっちゃんの映像では、小西と軽口をたたきながら、バンドで大好きな音楽とバイトにはげむ様子のさっちゃん。しかし、そんな明るい様子のさっちゃんにも秘められた想いがあり、「私のおらへんところで、私のこと思い出して聴いてほしかっただけ」と涙ながら切実な想いを伝える。
それぞれの小さな幸せを見つけ、日常を送る中、「ずっと、なんてないから」という言葉が意味することとは—? 3人の若手俳優陣がキャラクターの多面的な姿を演じ切る姿が映し出されている。
映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は、テアトル新宿、テアトル梅田にて先行上映中、4月25日より全国公開。