GWの風物詩・黒鷲旗バレー決勝戦の模様を生中継

CS放送のGAORA SPORTSは、5月6日に『黒鷲旗 JVA第73回 全日本バレーボール選抜大会』(10:30〜※女子決勝は11:00試合開始、男子決勝は14:00試合開始)をAsueアリーナ大阪から生中継する。
ゴールデンウイークの風物詩として多くのバレーボールファンに愛されてきた「黒鷲旗バレー」。現行の形式で開催するのも今年が最後となる。GAORA SPORTSでは、5月6日に行われる今大会の男女決勝を生中継することが決定した。また、5月1日からサービスを開始する「GAORAオンデマンド」(スポーツコンテンツを中心とした映像配信サービス)でも男女決勝をライブ配信する。
女子決勝のゲスト解説は、元日本代表で今シーズン限りで現役を引退した鍋谷友理枝が務める。高い攻撃力と明るいキャラクターで多くのファンを魅了してきた彼女にとって、引退後初めての解説となる。昨年の黒鷲旗で涙の初優勝を果たし、現役を引退した元日本代表の宮下遥(岡山シーガルズOB)との解説・ゲストコンビは、ともに2016年のリオ五輪で活躍したチームメイトであり、普段から仲の良い2人の掛け合いにも注目が集まる。
男子決勝のゲスト解説は、こちらも元日本代表で同じく今季限りで現役を引退した米山裕太。卓越した守備力とクレバーなプレーで日本代表を支え続けた米山は、GAORA SPORTSでは初解説となる。
放送では、鍋谷と米山の2人が、試合の注目ポイントはもちろん、選手たちの細やかなテクニックやチームの状態などを詳しく解説。また、試合開始前には2人が活躍した黒鷲旗の試合を映像とともに振り返り、引退後だからこそ話せる当時のエピソードや想いを存分に語る予定だ。
このほか、GAORA SPORTSでは、5月1日に『ありがとう鍋谷友理枝』(20:00〜)と題し、鍋谷友理枝の現役時代をプレイバックする番組を放送。PFUブルーキャッツ所属時の2023年に優勝を果たし、自身も黒鷲賞(最高殊勲選手賞)に選ばれた「第71回黒鷲旗バレー」女子決勝の模様などを放送する。
【鍋谷友理枝コメント】
初めての解説になりますが、自分の言葉で少しでも選手やチームのことを皆さんにお伝えできればと思います！頑張ります！
【米山裕太コメント】
歴史ある大会の解説に携わることができ大変光栄です。私もこの大会を通じてたくさん成長させていただきました。グループ戦から勝ち上がり、負けたら終わりのトーナメント。この大会を最後に引退する選手、デビューする選手、筋書きのない展開、バレーボールの魅力を私なりに伝えられたら幸いです。
【編集部MEMO】
黒鷲旗 全日本バレーボール選抜大会は、1952年に創設され、「黒鷲旗」と呼ばれる優勝旗をかけて戦うバレーボールの大会。70年以上の歴史を誇り、Vリーグチームに加え、未来のバレーボール界を担う大学・高校、そして地域に根差したクラブチームから選抜された男女各12チームが一堂に会してカテゴリーの垣根を越えた真剣勝負が繰り広げられる。普段、対戦することのないチーム同士が激突するなど、これまで数々のドラマが生まれてきた。昨年は男子がサントリー、女子は岡山が優勝。