「もう1回、見たくなった」 『君たちはどう生きるか』最後のセリフに菅田将暉が感じたことが…
2025年5月3日(土)12時37分 grape

スタジオジブリ
2023年7月に公開された、スタジオジブリ(以下、ジブリ)の長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』。
宮﨑駿監督がおよそ10年ぶりに手掛けた新作であり、劇場公開前に一切の予告や宣伝を行わないという手法も話題を呼びました。
そんな同作が、2025年5月2日に映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、地上波初放送。同番組のXアカウントでは、ストーリーの進行にあわせて、画像や豆知識を投稿していました。
『サギ男』を演じる、菅田将暉が台本を読んで思ったことが?
公開前に唯一明かされていた登場キャラクターである、アオサギ。主人公の牧眞人が出会った、通称『サギ男』です。
声優を務めた、俳優の菅田将暉さんが、最初に台本を読んだ際、このようなことを思ったのだといいます。
サギ男「あばよ、友だち」
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 2, 2025
菅田将暉さんは、最初に台本を読んだ際、最も大事だと思ったのは、この物語は眞人とサギ男の友情物語だということ。それが、宮﨑駿監督自身と、鈴木敏夫プロデユーサーとの関係なのか、対社会との関係性なのかはわからないが、最後にサギ男が眞人に言う、👉続く pic.twitter.com/P3lcBuaWsF
続き👉この台詞「あばよ、友達」にどう向かっていくかが大事だと感じたそうです。
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 2, 2025
その最後の台詞を練習で口にした時、胸がザワザワしたそうで、「あばよ、友達」という台詞に、宮﨑監督の本心が隠されているように感じたと語っています。#君たちはどう生きるか#金曜ロードショー
菅田さんが、同作において最も大事だと思ったのは『友情物語であること』だといいます。
眞人とサギ男の関係性はもちろん、確証はないものの、ジブリのプロデューサーを務める鈴木敏夫さんと、宮﨑監督の関係性が思い浮かんだ様子。
同作で、最後に登場する印象的なセリフ「あばよ、友達」に、宮﨑監督の本心が隠されていると感じたそうです。
台本から、さまざまなことを感じ、想像をふくらませた菅田さんが演じたからこそ、サギ男の『最後の言葉』に多くの人の心が動かされたのかもしれませんね。
ネット上では、このような声が上がっていました。
・最後のそのセリフに全部持っていかれたんだよな。
・このシーンが大好きです。何度見ても、ジーンとくる。
・演じている人の、作品への解釈が深いからこそ、こんなにも心に刺さったのかな。
・この話を聞いて、もう1回見たくなりました。
2023年に公開された『君たちはどう生きるか』。裏話を含めて観てみると、公開当初とはまた違った楽しみ方ができそうですね!
[文・構成/grape編集部]
出典 @kinro_ntv/スタジオジブリ