“コロナの女王”岡田晴恵氏 テレビに出続けた当時を回想「“キレイになった”はバッシングに感じた」
2025年5月4日(日)17時13分 スポーツニッポン
白鳳大学教授で感染症の専門家、岡田晴恵氏が4日放送のMBSテレビの特番「モモコ・アンミカのニュースその後どうなった!?シンパイ井戸端会議」に出演。テレビの情報番組などに引っ張りだこだったコロナ禍の日々を振り返った。
新型コロナウイルスが猛威をふるう中、専門家として各局の番組に連日出演。テレビで見ない日がなく、“コロナの女王”の異名も取った。
岡田氏が久々にスタジオに登場することになり、モモコは「うれしい。ほんとに毎日見てたから。だんだんキレイになる様子も見てた。今日からスタイリストさん付いたんかな、今日からメークさん付いたんかな、ご飯食べられてないんちゃう?…っていっつも楽屋でみんなでしゃべってた」と話し、アンミカも「途中、お痩せになられて心配でした。ほんとに忙しかったから」と続いた。
岡田氏は「モモコさんのYouTubeでシャネル部屋見てたからお会いしたかった」と初対面を喜び、「40代だと思ってたら、私の1歳下。年の取り方って自己責任だなって…。40代だと思ってたモモコさんと、パリコレモデルのアンミカさんと共演…この番組、イジメじゃないですか?」と自虐発言で笑わせた。
2020年上半期のテレビ出演ランキング女性部門でハリセンボン・近藤春菜と並ぶ276回で1位となるなど、とにかくコロナ禍では激務をこなした岡田氏。出演ごとにあか抜けてキレイになっていると、SNSやネット界隈でも話題となった。
出演し始めた当初はメークもせず「すっぴんでボサボサ」だったという。生放送で失敗が許されない中、「神経を相当使って、そうすると食べられないですから」と説明。「キレイになったとか言われてましたけど普通、デブな中年女が十数キロ痩せたら、“キレイになった”って言われるんです。そのうちプロのメークさんが付く、お洋服もそろえてくれる人がいる。そうすると大抵の場合、キレイにはなります」と冷静に自己分析し、「けっこう毒吐く先生やな」とモモコを笑わせた。
モモコには「キレイなったり、メークしてもらってオシャレできるのがうれしいとかはなかったですか?」と問われたが、「それはなかったですね。メークの時に寝てたんですよね。ゆすって起こされるんです」と、当時の疲労ぶりを吐露。「“きれいになった”とか“おしゃれになった”とネットニュースなんかで言われると、私にとってはバッシングに感じた」と本音をもらした。
多忙でもすべての仕事を受けていたという岡田氏。その理由は「以前は厚労省の国立感染症研究所に十数年居て。その時に上司から公衆衛生の仕事は全て断るな、と。鉄の掟があったんです」と告白。自身でスケジュール管理をしていたといい、「さすがにテレビ局のディレクターの方々が“これは事故る”と。事務所に所属することを勧められ、結局ワタナベエンターテインメントに所属した。マネジャーが付いて、逆にスケジュール調整で仕事が減った」という。
「お金も減るね」と言うモモコに「元々安いんで」と返し、オンエアでは“ピー音”で伏せられたが1本の金額も赤裸々に打ち明け「お金でやってるわけじゃないんで」と苦笑いした。
現在は大学教授として落ち着いた日々を送っており、番組出演も「半年ぶり」と語っていた。