フィフィ 領空侵犯めぐり中国が日本側に“逆抗議”に「みっともない弱腰外交してるからこんな事に...」

2025年5月5日(月)12時25分 スポーツニッポン

 エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が5日、自身のSNSを更新。沖縄県・尖閣諸島周辺で3日、中国海警局の船からヘリコプターが飛び立ち領空侵犯した問題で、中国外務省が4日、「日本の右翼が操縦する民間航空機が釣魚島(尖閣の中国名)領空に侵入した」として、劉勁松アジア局長が日本側に「厳正な申し入れを行った」と発表したことに言及した。

 劉氏は在中国日本大使館の横地晃首席公使に申し入れた。中国側は「断固として国家の領土主権と海洋権益を守る」と主張。日本大使館によると、やりとりは電話で行われ、横地氏は海警局の船とヘリが日本の領海領空を侵犯したことに対して厳重抗議し、再発防止を求めた。

 防衛省によると、尖閣諸島周辺で3日午後、領海に入った中国海警局の船からヘリ1機が飛び立ち、航空自衛隊のF15戦闘機2機が緊急発進(スクランブル)して対応した。同じ頃に日本の民間小型機が周辺を飛んでおり、防衛省が関連を調べている。

 中国国防省の張暁剛報道官は4日、「海警局の取った措置は完全に正当で合法だ」との談話を発表。日本に対して「情勢を複雑化させる挑発行為をやめるべきだ」と訴えた。

 フィフィは「領空侵犯 中国が日本側に逆に抗議」と題された記事を引用し「どうすんのこれ、みっともない弱腰外交してるからこんな事になるんだよ!」とつづった。

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では5日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは168日連続。第11管区海上保安本部(那覇)によると、いずれも機関砲を搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。

スポーツニッポン

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