「あんぱん」のぶイラッ!偽名・嵩子から手紙 銀座に美女138人?ネット爆笑も「余計な一文」自由の対比
2025年5月5日(月)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5日、第26話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第26話は、朝田のぶ(今田美桜)は女子師範学校の2年生に。指導に一層力が入る黒井雪子(瀧内公美)から愛国心を叩き込まれるが、どこか腑に落ちない。そして、東京高等芸術学校に入学し、柳井嵩(北村匠海)から手紙が届く…という展開。
担任・座間晴斗(山寺宏一)の訓示通り、嵩は辛島健太郎(高橋文哉)と銀座を散策。映画「フランケンシュタイン」(監督ジェイムズ・ホエール、怪物役ボリス・カーロフ)を鑑賞。銀座の街並みをスケッチした。
夜、健太郎が嵩の下宿を訪れ、銀座にいた美女は「138人」と報告。そのまま転がり込んだ。
のぶに届いた手紙の差出人は「柳井嵩子」と偽名。
「前略、のぶちゃん、お元気ですか?東京はたいそう面白いところです。学校も街も人も、すべてが刺激的です。下宿先の部屋は狭いです。その上、新しくできた友人が転がり込んできて、さらに狭くなりました。その友人と毎日、銀座の街をぶらぶら散策しています」
「のぶちゃん、子どもの頃、銀座の話をしたの覚えてますか?のぶちゃん、いつか東京においで。ここには自由があるんだ。のぶちゃんと、銀座の景色を見たい。驚いたことに、銀座を歩いている女の人は、美女ばっかりです。友人も驚いています。銀座には美女しかいないけど、どうなっているのかと。そんなわけで、とにかく僕は楽しくやってます」
「そりゃあよかったですねえ。たっすいがー(「たっすい」=「弱々しい、張り合いがない」を意味する土佐弁))の嵩のくせに、生意気じゃ」
「自由とは程遠く、もがくのぶでした」(語り・林田理沙アナウンサー)
管理型の女子師範学校と自由を重んじる東京高等芸術学校の対比も描かれた。SNS上には「嵩はは今週から眼鏡男子に」「(健太郎に)本当に数えてきたんかいw」「嵩子w」「余計な一文をつけちゃうあたり、本当に嵩w」「黒井先生と座間先生の言葉、考え方の対比が印象的だった」などの声。視聴者の爆笑も誘った。