「あんぱん」江口のりこ 今田美桜の母役に感激「体の中に見守る免疫が既に」朝ドラ母役には「なんで私?」
2025年5月7日(水)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で主人公の母・朝田羽多子役を好演している女優の江口のりこ(45)からコメントが到着した。朝ドラ出演は2014年度後期「マッサン」以来10年半ぶり。初の朝ドラ母親役に「なんでだろうと思いました(笑)」とユーモラスに心境を明かし、今田との3年ぶりのドラマ共演には「自分の体の中に“今田美桜を見守る”という免疫がもう既にあるんですね(笑)。美桜ちゃんのお母さん役は凄くうれしいなと思います」と喜んでいる。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
——羽多子という人物について。
「まずオファーを受けた時に、どう考えても私は朝ドラのお母さんっぽい感じはないので、なんでだろうと思いました(笑)。羽多子は逞しくて優しいお母さんですね。家のことを守りつつも、夫である結太郎(加瀬亮)さんが言っていた『女子も遠慮せんと大志を抱け』という思いを大事にしていて。娘3人に好きなことがあれば、その道に進めるようにサポートし、いつも後ろから見守っている。そんな感じがしますね」
——屋村草吉(阿部サダヲ)の助けもあり「朝田パン」を開店。
「屋村さんは風来坊なのに、こんなに長い間、朝田家でパンを焼いてくれて。不思議ですよね。でも、屋村さんがいなかったらパン屋はできていないですし、羽多子は屋村さんを凄く大事にしていると思います。パン屋を演じるにあたって指導してくださっているパン職人の竹谷光司さんという方がいるんですが、竹谷さんが焼いたパンが本当に美味しいんですよ。今まで味わったことのないような深い味のパンで。それを食べられるのがうれしいですね」
——愛娘・のぶと今田美桜について。
「のぶって、本当にいい子なんですよね。自分のことだけを考えているのではなく、いつも家族のことを考えていて。なので、自分の子どもでありつつ、羽多子を助けてくれる人という感じもあるんですよ。朝田家はのぶが照らしてくれている気がしますね」
「美桜ちゃんは、数年前にドラマ(2022年4月期の日本テレビ「悪女(わる)」)でご一緒させていただいて。その時は、私が美桜ちゃんの上司で、彼女の成長を見守るという役どころだったんです。だから、自分の体の中に“今田美桜を見守る”という免疫がもう既にあるんですね(笑)。とても素直で誠実な方なので、のぶ役にピッタリだなと思いますし。見ているだけで羽多子の気持ちになれるので、美桜ちゃんのお母さん役をやらせてもらえるというのは、凄くうれしいなと思います」