五百城茉央の演技に称賛「狂気と人間味あふれる芝居の使い分けがすごい」『MADDER』さらに深まる謎
2025年5月9日(金)11時9分 マイナビニュース
アイドルグループ・乃木坂46の五百城茉央が主演するドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ 毎週木曜24:15〜/フジテレビ 同26:15〜)の第5話が、8日に放送。SNSでは、「茜(五百城)の狂気が増した」「それなのに黒川(山村隆太)に対しての芝居には人間味が戻る」と、五百城の演技力に関する絶賛の声が多く見られた。
屋上のボイラー室で、左腕のないクラスメイトの遺体が発見された。教師や生徒がパニックに陥る中、茜は公園の殺人事件現場と同じように、人だかりの向こうで冷淡な表情を浮かべる黒川を見つける。
事件を受け、生徒たちは下校を余儀なくされるが、茜は一人、現場検証が終わった屋上へ。するとそこへ、江藤(樋口幸平)や宮内(山下永玖)らがやって来て、犯人は茜だと糾弾する。依原(水野響心)によると、被害者は最近茜に興味を抱いていたらしく、彼らの推理では、茜が自分のことを嗅ぎまわるのが邪魔になったというのが動機らしい。しかし、そのあまりに稚拙な考えに、茜は笑いだしてしまう。
ところが、警視庁の梶谷(武田梨奈)も茜を容疑者候補の一人と考えているようで、茜は事情聴取を受けることに。梶谷によると、遺体の左腕を切断したナイフが見つかり、購入者を調べたところ、店の防犯カメラに茜が映っていたという。
これに対し、茜は素直に自分の所持品だと認めた上で、学校近くのゴミ箱に捨てたと供述。さらに、まるで最初から用意していたかのような答えで梶谷を論破する。そして早々に警察署を後にすると、なぜかいら立ったような足どりで黒川の元へ向かい…。
これまでも五百城の芝居や存在感についての言及はあったが、今回はより大きな事件が起こったことで、X(Twitter)では、これの流れに拍車がかかった状況だ。茜の天才ゆえの狂気の表情、仕草、セリフ、立ち回りがパワーアップする一方で、なぜか黒川にだけは、その狂気ではなく、人間味あふれるお芝居をするという使い分けに「こんなに芝居がうまいとは」「なにか意図がありそうな表情がすごい」「事件の謎をさらに深めている」と称賛するポストが多く見られた。
さらに、物語自体に対しても「いよいよ犯人がわからない」「どんどん謎が深まっていく」「少しずつ面白くなってきた」と、ドラマ中盤を飾るにふさわしいポストも散見された。
視聴者を翻ろうしまくっている同ドラマ。次回の第6話は、FODで先行配信されている。
【編集部MEMO】
『MADDER その事件、ワタシが犯人です』第6話あらすじ
黒川(山村隆太)が、切断された2本の腕を持って出頭した。逃亡したと思っていた黒川があっさり自首したことが解せない茜(五百城茉央)は、犯人逮捕にあんどし騒ぎ立てる周囲とは裏腹に、虚無感に襲われる。そんな茜の胸中など知るよしもない宮内(山下永玖)は、茜を犯人扱いしたことを謝罪。一方で、事件以来、茜の動向が気になる江藤(樋口幸平)は、茜を他校のクイズ研究部との交流試合に誘う。
そんななか、亡くなった娘のクラスメイトと話がしたいという篠崎(吉名莉瑠)の父・広大(加賀谷圭)たっての願いで、依原(水野響心)とともに篠崎家を訪れた茜。日本を代表する重工メーカー「篠崎重工」の社長でもある広大は、ここにきて社内の不正が次々と明るみに出て窮地に陥っていたが、それでも、愛する娘の突然の死に悲しみの涙を流す。しかし一方で、茜たちから何かの情報を引き出そうとする節があり、それに気づいた茜は、級友の死を悔やむそぶりを見せて懐に入り込み、篠崎の部屋を見せてほしいと頼む。すると、篠崎のタブレットの中に驚きのデータを発見して…。
(C)カンテレ