「体脂肪率10%」の女子高生→「100キロ超のメイド」に大変身…130キロの華城ここあ(37)が明かす、コンプレックスを克服したワケ

2025年5月10日(土)12時0分 文春オンライン

 たくさんのご飯を食べながら話す“大食い動画”で人気になり、チャンネル登録者29万人を誇るYouTuberの華城ここあさん(37)。


 体重130キロであることを明かし、ありのままを公開する彼女に、学生時代の体型や100キロを超えた時の思い、YouTubeを始めた理由などを聞いた。(全2回の1回目/ 続きを読む )



華城ここあさん


◆◆◆


体重52キロくらいで筋肉バキバキだった高校時代


——学生時代は今より100キロ近く細かったそうですね。


華城ここあ(以下、ここあ) 身長157センチで体重52キロくらいだったので、標準的な体重だったと思います。高校時代はバトントワリング部に入っていたので、毎日めちゃくちゃ運動していたんです。それこそ全国大会にも出るような学校で。


——元々運動が好きだった?


ここあ いえ、それまでほとんど運動経験はなかったですね。中学は美術部でしたし。高校に入った時に、バトン部の先輩方の衣装がめちゃくちゃ可愛くて、すぐに入部を決めました。


 衣装に釣られて入ったんですけど、思った以上に練習がきつくて。筋肉がすごくつきました。たしか体脂肪率は10%とかで、お腹はもうバキバキに割れていましたね。


大学進学後、ラーメン屋を3〜4軒はしご


——体重が増加したのは部活をやめてからでしょうか。


ここあ そうですね。大学に進学してから、食べるのがどんどん好きになって。


 少し歩けばラーメン屋や中華、洋食なんでもあるじゃないですか。ランチだとワンコインで大盛り食べられたりしたので、それでだんだんと体重が増えていって。


——食べる量はどのくらいでしょうか。


ここあ 今よりも全然食べていたんですけど、ラーメン屋を3〜4軒はしごするとか。当時はつけ麺にハマっていたので、魚介豚骨系の美味しいお店を開拓して。しかも運動をピタッとやめたので、すぐに10キロくらい太っちゃって。でも、大学生の頃は80キロはいってなかったと思いますね。ぽっちゃりって感じでした。


25歳で100キロ超え、ハードな運動でダイエット


——80キロを超えたのはいつでしょうか。


ここあ 23歳の時です。で、25歳の時に100キロを超えました。100キロを超えてからは増え方が結構早かったんですよ。体重を全く気にせずに食べ続けていたら120キロになってしまって。これはまずいと思ってそこで初めてダイエットをして。


——どんなダイエットを?


ここあ 家にあったビリーズブートキャンプやコアリズム、カーヴィーダンスです。DVDを見ながらハードな運動をしていました。元々、バトンをやっていたので、ダンスが好きだったんです。


——体重はどのくらい減りましたか。


ここあ 10ヶ月くらいで、40キロ痩せました。120キロから80キロまで落として。


 そしたら周りが「細い細い」って褒めてくれたんですよ。120キロの時からしたら細いけど、80キロでも十分肥満体型なんですけどね。でもその言葉で調子に乗ってしまって。


「私はもう細いんだからいいんだ」って食べまくったらすぐにリバウンドしましたね。


3桁の壁を超えた時の周りの反応は…


——40キロも減ると見た目もかなり変化がありそうですね。


ここあ 後ろ姿では誰かわからないって言われましたね。別人みたいって。


——体重の増加に、周囲の反応はいかがでしたか。


ここあ 高校の友達は「え、大丈夫?」って驚いていましたね。家族は健康ならいいけど、って感じで。わりとうちの家系は大きい人が多いので、そんなにびっくりはされなかったです。


——ちなみに100キロを超えた時の心境はいかがでしたか。


ここあ よく3桁の壁とか言いますが、特になんとも思わなかったですね。98キロとか、99キロの時は「100キロ」って言いたいがために早く超えろと思っていましたけど、超えてからは特になんとも。周りの方が喜んでいました。「ついに100キロおめでとう」みたいな。


ラーメン屋の固定された椅子で困ることも


——体重が増えるにつれて大変なことはありましたか。


ここあ 外食が大変ですね。ラーメン屋だと椅子が固定されている場合があって、そうすると他のお客さんに迷惑がかかってしまったりするので。事前にネットで内装をチェックしてから行きます。


 あとはお洋服ですかね。今はネットにたくさん大きいサイズのお洋服があるんですけど、昔は全然売っていなくて。だいぶ苦労しました。


——サイズで言うとどのくらいでしょうか。


ここあ 4Lですね。最近は10Lまで扱う会社が増えているので、だいぶ楽になりました。


——新幹線や飛行機の座席などはいかがでしょうか。


ここあ 飛行機に乗るときには、延長ベルトを貸してもらっています。ベルトさえ大丈夫であれば意外と困らないですね。電車の席は私が座ると両隣が座れなくなってしまうので、2席以上空いていないと座らないです。あと引っ越す時はお風呂やトイレのサイズをチェックしています。


 ディズニーが好きで、年パスがあった頃は毎週のように行っていたんですけど、アトラクションで乗れなかったことはなかったです。インディ・ジョーンズ・アドベンチャーだけは念の為延長ベルトをつけてもらったんですけど、それ以外は普通に乗れましたね。


洋服が可愛いメイド喫茶でアルバイト


——ここあさんは18歳からメイド喫茶で働いていたそうですが、きっかけは。


ここあ 学生時代からロリータファッションとかメイド服に興味があって、お洋服が好きだったんです。好きな洋服を着れるからという理由で、大学生になると同時にアルバイトで働き始めました。


——仕事はいかがでしたか。


ここあ 楽しかったですね。計12年くらいやっていたので、本当に魅力的なお仕事でした。最初は洋服が可愛いっていうのが大きかったんですが、お客様との交流も楽しかったですし、なにより同じ趣味の友達がたくさんできたのが嬉しかったですね。


——趣味というのはファッションですか?


ここあ それもありましたし、27歳の時に、体が大きくなりすぎてぽっちゃり女子専門のメイド喫茶に移籍したんですよ。そのお店には食べ物が好きな女の子が多くて、バイト終わりによく食べに行っていましたね。


写真=平松市聖/文藝春秋

〈 《体重52キロ→130キロ》「100キロを超えると、誰とも比べない」体重130キロ、大食いYouTuberの華城ここあ(37)が語る、体重を武器にしたワケ 〉へ続く


(「文春オンライン」編集部)

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