大地真央「宝塚に入りたいとは...」 宝塚音楽学校目指したきっかけ 受験勉強は3カ月「運良く1回で合格」

写真を拡大

　女優の大地真央（69）が10日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。宝塚音楽学校を目指したきっかけを明かした。

　この日は番組の放送400回ということでスペシャルゲストとして登場。宝塚歌劇団で月組トップスターとして一時代を築き、退団後も第一線を走り続け、芸能生活52年を迎えた。

　MCの加藤浩次が「宝塚に入りたくて子供の頃から憧れてたんですか？」と質問。大地は「私は宝塚に入りたいとは思ってなくて」と告白。「たまたま私が中学の頃、芸能界に興味があるっていうことを父に話したら“とんでもない”みたいなことで（反対された）。それで、“うーん、ダメか”と思っていた時に父が元々職業軍人だったんですね。で、その戦友の方に“娘はこんなこと言い出して”って（話したら）、“宝塚なら安心して預けられる、いい意味での軍隊みたいなところだからいいんじゃないか”ってその方が父に言ってくださったんです。そこから3カ月ちょっとですかね、宝塚まで受験勉強に通って、たまたま本当に運良く1回で合格できて」と宝塚音楽学校入学のいきさつを明かした。

　「私がトップスターにならせていただいた時に演出家の、審査員でもあられる先生に“先生、私、なんで宝塚入れれたのかな？”って。“いや、今できているかどうかじゃなくて我々は可能性を見るんだよ”っておっしゃって。“先生、見る目あったね”とか言って。そんな私がトップスターになったわけですから。“凄いじゃない先生””とか言っちゃって」と笑った。

　加藤が「（同級生は）めっちゃ小さい時からレッスンとかしてきたりとか、レベルの違いとかあったんじゃないですか？」と質問。大地は「ありました。もうバレエ10年とか（日本舞踊の）お名取さんとか、ピアノは（難曲の）リスト弾きますとかそういう子もいっぱいいる中で、でも結局舞台に立つと成績ってあんまり関係ないんですよね」と話した。

　舞台で必要なものは「歌って踊ってお芝居ができる。三拍子そろわないとっていうところと、やっぱりその人の華というか魅力を感じられる。ある意味個性っていうのがやっぱり輝いていないと。っていうところでしょうかね」とした。