橋下徹氏 停戦交渉で暗躍のトランプ大統領に期待 問題指摘も「ああいう動きがあって政治が動く」
2025年5月11日(日)23時2分 スポーツニッポン
元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が11日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後8・54)に生出演し、ウクライナ問題を巡る各国の動きについて私見を語った。
ロシアのプーチン大統領は10日(日本時間11日)、ウクライナに対し、停戦に向けた直接協議を15日にトルコ・イスタンブールで開催することを提案した。ウクライナや欧州4カ国はこれに先立ち、米国が提案している30日の無条件停戦を12日から履行するようロシアに求めたが、プーチン大統領は反応していない。トランプ米大統領は、ロシアが停戦案を拒否すれば、追加制裁を科すと警告している。
こうした動きが、恒久的な停戦につながるか問われた橋下氏は、「将来のことは分からない」と慎重に回答。その上で、両国の間に立っているトランプ大統領について「いろんな批判はありますよ?いろんな問題がかも分からないけど、ああいう動きがあって、実際に政治が動いていっているという面もある」と自身の見解を述べた。
その上で、「自由とか平等とか、普遍的な価値も分かるけど、そればっかり言っていたら、その価値観を前提にしていない国には動かない」とし、「トランプさんには暴れ回って欲しいなと思います」と、停戦の実現への尽力を期待した。