西浦秀樹、万博で熱唱!地元・大阪狭山の風届ける…狭山音頭POPで締めくくった“ふるさとへの情熱”
2025年5月12日(月)9時53分 ジェイタメ
5月11日、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」内の「リボーンステージ」で行われたイベント「Osakasayama Ryujin Stage 〜MIRAI〜」に、大阪狭山市特命大使でシンガーソングライターの西浦秀樹が出演。約400人を超える観客を前に堂々と歌声を響かせ、地域の個性が光るプログラムの中でもひと際存在感を放つステージとなった。
西浦は自身がカバーした安全地帯の名曲「悲しみにさよなら」でステージに登場。懐かしさを誘うメロディに会場の空気がぐっとあたたまった。続く「1DAY」では、自身の原点である上京時代の葛藤やふるさとへの想いが綴られたリアルな歌詞に、多くの来場者が手拍子で耳を傾けた。
今回のステージは、バンド編成による厚みのあるサウンドと、西浦の力強くもしなやかな歌声が融合した構成で、約30分の中に緩急と温度差が巧みに織り込まれていた。特に演出が際立っていたのは、同じく市の特命大使で、国際大会でも優勝歴のある口笛奏者・儀間太久実とのコラボレーション。地元・大阪狭山市への想いを込めて制作されたバラード「好き」を披露。儀間の口笛が旋律に加わることで、楽曲に繊細な情感が宿り、万博ならではの特別な時間を演出した。
ステージのラストを飾ったのは、大阪狭山市の盆踊り曲「狭山音頭POPバージョン」。原曲「大阪狭山音頭」は約60年前に制作されたもので、近年は西浦が歌うポップアレンジ版が地域イベントなどで再び親しまれている。伝統的な音頭に現代的なテイストを加えたこの楽曲に、観客は自然と身体を揺らしながらリズムを刻み、大阪狭山市の古川照人市長もステージに飛び入り参加。会場は大いに盛り上がり、最後には大きな拍手が湧き起こった。
ライブ終了後、西浦は「小さい頃から慣れ親しんだ地元・大阪狭山市の曲や、自分の曲を万博という大きな舞台で歌えたことは、自分にとって大きな誇りです。音楽を始めた頃の気持ちを思い出しながら、一曲一曲にふるさとの想いを込めて届けました。この経験を力に変えて、ここからまた、さらに一歩進んでいきたいと思います。万博はまだまだ続きます。ぜひ足を運んで、未来につながる出会いや発見を楽しんでください」と語り、地元への感謝と今後への決意をにじませた。
また、このイベントには、2024年パリ五輪ブレイキン日本代表のShigekix(シゲキックス/半井重幸)も参加。子どもたちとのコラボレーションを交えながら、世界を舞台に活躍するトップダンサーらしいキレのあるパフォーマンスで、会場を大いに盛り上げていた。
M-1 悲しみにさよなら
M-2 1DAY
M-3 Glory Days
M-4 End of begin’
M-5 好き(大阪狭山市特命大使口笛奏者 儀間太久実とコラボ)
M-6 狭山音頭POPバージョン