吉沢亮「なつぞら」以来朝ドラ出演 次期「ばけばけ」で英語教師役 想定外の英語量「焦りつつ」も意気込む

2025年5月12日(月)5時0分 スポーツニッポン

 俳優の吉沢亮(31)が2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演することが12日、発表された。朝ドラ出演は2019年前期の「なつぞら」以来2度目。高石あかり演じるヒロイン・トキと夫・ヘブンに深く関わる英語教師役として登場する。

 吉沢が演じるのは、トキとヘブンの人生に大きな影響を与える人物・錦織友一(にしこおりゆういち)。「大磐石」の異名を持つ松江随一の秀才で、松江中学の英語教師。外国人教師として松江にやってきたヘブンを公私ともにサポートするが、トキとも奇妙な縁で知り合い、深く関わっていく…という役どころ。

 吉沢は「朝ドラに出演させていただくのは『なつぞら』以来2度目です。“英語教師なので、それなりに英語をしゃべります”とは言われていたのですが、台本を頂いたら思っていた2.5倍くらい英語だったので焦りつつ、現場の温かい空気感の中、楽しくお芝居をさせていただいています」とユーモアたっぷりにコメント。

 「時代の変革期、変わり続ける文化や常識を面白がれる者、受け入れられない者、受け入れる他ない者。翻弄されながらも各々の宝物を握りしめ大いに笑ったり、たまに泣いたりしちゃう人たちの物語です」と作品の印象を語り、「是非お楽しみに」と意気込んだ。

 朝ドラ通算113作目の同作は、「怪談」などを記した明治時代のアイルランド人英語教師ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルに、夫婦の絆を描く。原作はなく、フィクションとして再構成。脚本はNHKドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などを手掛けたふじきみつ彦氏。撮影は島根・松江で春に開始する予定。3月25日に同大阪放送局スタジオでクランクインしたことを報告した。

 吉沢の出演発表を受け、ヒロインを演じる高石は「吉沢さん演じる錦織は、きっとこの先、トキとヘブンの二人にとって言語や心を繋ぐ懸け橋のような存在になるのだと思います」とコメント。錦織とトキの出会いの場面を撮影したとも明かし、「カットがかかる度に笑いが起こり、本番中なのにどこからかスタッフさんの笑い声が…。そんな、はちゃめちゃで楽しい大好きなシーンとなりました」と振り返った。そして「皆さんにお届けできる日が本当に楽しみです!」と期待を膨らませた。

▼制作統括・橋爪國臣氏コメント

錦織友一という役は、明治時代の松江の偉人の一人である西田千太郎さんがモデルです。小泉セツさんとハーンさんにとってかけがえのない特別な存在でした。そんな大切な役だからこそ「この方にお願いしたい」という強い思いで、企画の早い段階で吉沢亮さんに出演をお願いしました。

英語教師でもあり、ヘブンの通訳でもある錦織は、セリフの多くが英語です。吉沢さんには出演が決まってから毎日のように英語のレッスンに取り組んでいただいています。先日、衣装合わせでお会いしたときには既に短髪になさっていて、まるで明治時代の西田千太郎さんがそのまま現れたかのようで、改めて役への深い理解と熱意を感じました。吉沢さんが命を吹き込む錦織友一という人物が、一体どのような深みと感動を物語にもたらしてくれるのか。きっと心に残る素晴らしいシーンをお届けできると確信しています。

スポーツニッポン

「英語」をもっと詳しく

「英語」のニュース

「英語」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ