カズレーザー 配送ドライバーの過重労働に私見「立場が弱く置かれているのは...」相次ぐ再配達減らすには?
2025年5月14日(水)12時5分 スポーツニッポン
「メイプル超合金」のカズレーザー(40)が13日に放送された日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」(後10・00)に出演。配送ドライバーの労働に関して持論を述べた。
今回は「芸能人が提言!令和の新法律SP第2弾」と題して放送。芸能人が新しい法律を提案し、徹底議論していく企画で元AKB48の武藤十夢が提案したのは「再配達の有料化」で、再配達を有料にすることで何度も起きてしまう再配達を減らすべきだと訴えた。
この提案についてカズレーザーは「反対ですね」とコメント。「無料の方がうれしいです」とし、「別に有料にしなくても、送料を高くすればいいのになって。単純にモノの流通量が多すぎるだけじゃない?って思います」と自身の考えを述べた。
その理由として「だって、コロナ禍経験していなかったらこんなにモノ増えてないはず。元に戻せばいい」と指摘。「お金を取ったところで流通量は減らないので、流通量を減らした方がいいと思います」と、再配達の有料化ではなく荷物の量を減らすべきだとした。
その後、番組では配送ドライバーの1日に密着したVTRを紹介。1日平均100個の荷物を配達するが、そのうち20個が再配達となり、残業に追われていることが明らかになった。
出演者たちと議論を交わした後、カズレーザーは「賛成」に立場を変更。議論では、消費者の判断により配送業者の負担が軽減されるのではという声が上がったが、「ドライバーの立場が弱く置かれているのは社会構造のせいだと思います。その方が問題だと思います」と私見を述べた。