カズレーザー 学校の部活動に持論「デメリット多い」も唯一のメリットは「これを経験しておくと...」
2025年5月14日(水)7時0分 スポーツニッポン
「メイプル超合金」のカズレーザー(40)が13日に放送された日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」(後10・00)に出演。学校の部活動に対しての持論を語った。
今回は「芸能人が提言!令和の新法律SP第2弾」と題して放送された。同企画は芸能人が全く新しい法律を提案して徹底議論するというもの。その中でお笑いコンビ「おかずクラブ」オカリナが提案したのは「部活動の民営化」で、全ての部活動を廃止して教師の労働環境を改善したいと訴えた。
この提案についてカズレーザーは「反対ですね」とした。ただ「前提として部活動廃止っていうのは、そんなに反対ではない」とし「部活動に僕もそんなにメリットを感じていない」と明かした。
それでも「反対」としたのは「唯一メリットは、部活って素人みたいな教師が指導者にいて、1、2年早く生まれた先輩が上にいてっていう…よくわからない、えげつない上下関係があるじゃないですか。これは基本的になくした方がいいけど、絶対になくならないものでもある。これを経験しておくと、多少メリットが残念ながらあるのが人生なんですよね」と部活での理不尽な上下関係が今後の人生に役立つことがあるからだとした。
続けて「自分の能力で、人生を切り開く能力があればもちろんいいけど、そんな人は基本的にいないから、理不尽さをどこかで経験するっていうのは残念ながらプラスがあるっていうのは否定できない」と持論を展開した。
しかし「人生にプラス」のことが多少はあるが「でも、やっぱりデメリットの方が部活動は多いとは思います」と強調。そのため「だからなくしてもいいとは思う」と廃止には理解を示したが「『部活動の民営化』っていう言葉がどうしてもネック」だと「民営化」に引っかかるとした。
「部活動ってなにがしかの公のものなので、そこに『民営化』ってなると、公的なお金が投入されるんじゃないのってなったら…“素人の遊びに何で金使ってるんだ?”って意見をどうしても否定できなくなる。そこだけがネックかな」と語った。
オカリナらと激論を交わした後、「賛成」に意見を変えたカズレーザー。その理由は「途中でハッて気付いたんですけど、部活の話をしているのにチームスポーツの話ばっかしてたなと思って。部活っていう言葉のかなりの割合をそっち(チームスポーツ)が占めてるんだとしたら、この言葉って歪んでいるから部活なくした方がいいんじゃないかなって僕は思いました」と説明した。