戦闘民族は優勝シャーレしか見ていない! 鈴木優、開始4分で飛び出た驚速親倍満! 8万点超の大暴れトップで2連覇へ猛チャージ/麻雀・Mリーグ
2025年5月16日(金)7時53分 ABEMA TIMES

見えて来たぞ、3度目のシャーレ。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月15日の第1試合はU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が親倍満を含む6回のアガリラッシュで、8万点オーバーの特大トップを獲得した。優勝争いのライバル赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)とのトップ・ラスが決まったことで、逆転優勝の可能性が大きく広がった。
この試合は東家から鈴木優、渡辺、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)の並びで開始した。東1局、鈴木優の配牌は456の三色同順が見える平和手。続々と有効牌を引き込み、5巡目で赤2枚を使ったイーシャンテンとなった。仕掛けても親満貫が見えるこの手、鈴木優はカン4筒だけは鳴くよ、という形の“鳴きフォーメーション”を組んでいたが、その4筒を自力でツモ。三・六万待ちのテンパイを迷わずリーチした。

三色同順となる高目の六万は山に2枚。これを2巡後にツモり、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・三色同順・赤2の2万4000点が炸裂だ。視聴者からは「ナイスー!!」「でけぇ!!!」「出来るの凄いわw」「いきなりどデカイ!」と大きな反響が集まった。
東場はこの一撃限りのアガリだったものの、南1局の親番からはまたもアガリラッシュ。南1局2本場に3000点(+600点、供託1000点)をアガると、続く同3本場は瀬戸熊から親満貫、さらに同4本場は渡辺からまたも親満貫と、高打点が次々に決まる。同5本場で5800点(+1500点)を渡辺からアガると点棒は8万点超。このリードを保ったまま、+101.9の大トップを獲得した。
試合後は「登板が続いていましたが、なかなか期待に応えられなかった。今日は2回分のトップを取りたいと気合が入っていたので、うれしいです」とコメント。試合直前はシャーレを眺めていたようで「シャーレには優勝チームのロゴが刻まれていて、パイレーツは2つ。去年はチームメイトと優勝することができて『今年も絶対連覇して掴み取るぞ』という気持ちで試合に入りました」。
残り試合について話題が及ぶと「全然行けます!」と一言。「パイレーツの連覇、しっかり視界に捉えることができました」とカメラへ力強い視線を送った鈴木優に、ファンからは「パイレーツ応援してます!」「最高の結果よ!」「いったれ!」「余裕やね!」と多数の声援が寄せられていた。
【第1試合結果】
1着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)8万1900点/+101.9
2着 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)2万6200点/+6.2
3着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)1500点/▲38.5
4着 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)▲9600点/▲69.6
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)