【平和島ボート スポーツニッポン杯】下寺秀和が差して6回目の優勝 平和島では初優勝
2025年5月16日(金)18時30分 スポーツニッポン
ボートレース平和島の「第70回スポーツニッポン杯」は16日、第12Rで優勝戦が行われ、2コースの下寺秀和(32=広島)がインでトップスタートの大池佑来を1Mで差し、3月3日の大村以来となる今年2度目の優勝を飾った。通算では6度目。2着に大池、3着に松村敏が入った。
今節はエース機の19号機を駆って予選2位。準優勝戦はイン戦をモノにして9戦4勝オール3連対で優勝戦に駒を進めた。優勝戦は「しっかり入るスタートを行こうと思って様子を見ていった。いいスタートではない」と振り返ったが「若干、大池さんが(ターンマークを)外していたので、その分、いい感じで差せた」と1Mを制した。
「伸びは感じているので足には余裕があった」と1周2M以降はリードを広げた。「一番良かった」という初日の選抜戦は「放っていても出て行きましたから」と話していたが、優勝を決めると「めちゃめちゃいいエンジン。すべていい」と改めてエンジンを絶賛した。
平和島は9度目の出場、優出2回目で初優勝。「(地元の)大池さんには申し訳なかったが優勝できて良かった」と満面に笑みを浮かべた。
次節の三国(22〜26日)を経てからつのG1全日本王者決定戦(6月5〜10日)に臨む。「毎節優勝を目指して、一走一走頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。