フジ取締役候補に元ファミマ社長・澤田貴司氏、期待される“現場主義”と“お客様との接点”

2025年5月16日(金)19時50分 マイナビニュース


フジテレビの清水賢治社長(フジ・メディア・ホールディングス社長候補)が16日、東京・台場の同局で取材に応じ、同日発表した新たな取締役候補について説明した。
6月25日の株主総会で決定されるフジ・メディア・ホールディングスの取締役候補については、大株主のダルトン・インベストメンツ側が北尾吉孝氏(SBIホールディングス会長兼社長)や近藤太香巳氏(NEXYZ.Group 社長兼グループ代表)などの候補を株主提案として公表しているが、フジHD側は個別に面談なども行った上で、「一部でも会社提案に取り入れることができない」と反対した。
代わって新たな取締役候補として、柳敦史氏(フジHD・フジテレビ財経局長)、澤田貴司氏(セルソース代表取締役社長CEO、元ファミリーマート代表取締役社長)、堀内勉氏(多摩大学サステナビリティ経営研究所所長、元森ビル専務取締役CFO)、花田さおり氏(弁護士、第二東京弁護士会 全ての性の平等に関する委員会副委員長)を選出した。この4人はフジテレビの取締役候補にもなっている。
注目は、伊藤忠商事からキャリアをスタートし、ファーストリテイリング(ユニクロ)やファミリマートで手腕をふるった澤田氏。フジの清水社長は「澤田さんと話して思うのは、現場にまず入って現場を徹底的に知って経営に生かす方だということ。フジテレビが今、現場が不安がっている中で、澤田さんの経験はものすごく役に立つと思います」と期待。
さらに、「お客様と一番接点があるコンビニ事業の知見は、我々もコンテンツを通じてお客様と接点を持っているので、マーケティングの考え方で近いところがあるのではないかと思います。いいアドバイスをしていただけるものと期待しています」とした。

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