蛙亭、昨年解散危機があった　乗り越えコンビとして強く「一番強い状態」「無双」

お笑いコンビ・蛙亭(中野周平、イワクラ)がこのほど、東京・赤坂のTBSで行われた『キングオブコント2025』エントリー記者会見に出席し、昨年解散危機があったことを明かした。
2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している“コント日本一”を決める大会『キングオブコント』。18回目となる2025年大会のエントリー受付が5月20日からスタートした。エントリー表明記者会見には、いち早く出場を表明したロングコートダディ、や団、蛙亭、レインボー、オダウエダの5組が集結。さらに、昨年の王者・ラブレターズも登場した。
蛙亭は2年ぶり3度目の決勝を狙う。イワクラが「『キングオブコント』が一番我々の目指しているところ。去年は準決勝で敗退してしまったのですが、いろんな方から面白かったと言っていただいて、芸人が面白いって言うネタが一番面白いので、その時点で勝ちだなって」と話すと、中野は「ちょっと尖りすぎてるわ」とツッコミ。イワクラは「ただ、芸人が面白いというだけでは意味がないので、ちゃんと決勝に行って優勝したい」と意気込んだ。
またイワクラは、去年の準々決勝の前あたりに、「もうあなたのことは一切面白いと思えないので解散してください」と中野に解散を切り出したことを告白。だが、「準決勝でやりたいネタがあったのでやって、準決勝敗退してしまいましたが、これはいけるぞと。コイツのこともまた面白いと思ったので、ここからは絶対解散することはないです。一番強い状態なので」と準決勝でコンビ継続を決意したと言い、「今、自分の中で無双というか、コイツもマジで面白いという気持ちですし、蛙亭を見てくださいよ! 優勝するんで!」と自信に満ちた表情を見せた。
中野は、解散を切り出されたときのことを振り返り、「言われていることも重々わかったので反省しまして、そこから一切ラーメン食べてないんです。これは僕からしたらものすごいことなんです。少しずつ僕なりに変えていきたい」と述べ、「心機一転頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
イワクラは、解散せずコンビを継続し、『キングオブコント』優勝を目指して頑張りましょうという話をした際に、「太りすぎなので10キロ痩せてください」と伝えたことも明かし、「まだ痩せてない」と不満顔。中野は「言われたときは98キロで、今は97.2キロ」と話していた。