【長澤まさみ】「正三角関係」で菊田一夫演劇賞を受賞 映像から芝居を始め「舞台は遠い存在に感じていた」

2025年5月21日(水)12時40分 TBS NEWS DIG

21日、俳優の長澤まさみさんが「第50回菊田一夫演劇賞」の授賞式に登場しました。


菊田一夫演劇賞は、演劇界に偉大なる足跡を残した菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、氏の念願であった演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰するもの。
長澤さんは、「正三角関係」での唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して、菊田一夫演劇賞が贈られました。


長澤さんは、落ち着いたブルーのワンピース姿で登場。受賞について、長澤さんは‟この度は菊田一夫演劇賞をいただき、とても嬉しく思っております”と、笑顔を見せました。


今回、受賞となった「正三角関係」については、‟ほぼ半年、キャスト、スタッフと一緒に1つの作品を作る機会をいただきました。日々、もう演劇学校に通っているんじゃないかっていう風に思うような練習の稽古の日々でした”と回顧。


続けて、‟私にとって演劇というのは、映像からお芝居を始めたものでして、すごく遠い存在のように感じていた場所でした。ですが、思い切って舞台の上に立ってみたいっていう思いから、1歩前に進みました。勇気を出したあの時が、今こうやって自分自身に返ってきてるなと感じることが、日々を過ごしていると感じます”、と演劇への思いを語りました。


さらに、長澤さんは‟賞をいただいたことに対して、「自分が本当に何かできたんだろうか?」と自分に問いかけると、まだこれからやらなくちゃいけないことはたくさんあるなという風に思うことの方が多いです”と語ると、‟素晴らしい賞をいただいたことをこれからの糧に、勇気に変えて、今の演劇、舞台に立っております。最後まで演じられるように頑張っていきたいなという風に思っております”と意気込みました。


◇菊田一夫演劇大賞◇
栗山 民也 (「オーランド」「ファンレター」をはじめとする今年度の演出の成果に対して)
◇菊田一夫演劇賞◇
明日海 りお (「王様と私」のアンナ役、「昭和元禄落語心中」のみよ吉役の演技に対して)
長澤 まさみ (「正三角関係」の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)
甲斐 翔真 (「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、
「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の演技に対して)
上田 一豪 (「この世界の片隅に」「HERO THE MUSICAL」の演出の成果に対して)
◇菊田一夫演劇賞特別賞◇
伊東 四朗 (永年の舞台における功績に対して)
林 与一  (永年の舞台における功績に対して)
【担当:芸能情報ステーション】

TBS NEWS DIG

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