「あんぱん」羽多子&ネット驚き!のぶ婚約は史実展開 次郎モデルの職業など反映 嵩どうする?
2025年5月24日(土)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は26日から第9週「絶望の隣は希望」に入る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第40話(5月23日)のラスト。朝田のぶ(今田美桜)は若松次郎(中島歩)からのプロポーズをOK。断ると思っていた朝田羽多子(江口のりこ)には“まさかの婚約”となった。
主人公のモデルとなった暢さんが戦前、お見合いをしていた史実はあまり知られていないが、その相手が6歳年上の小松総一郎さんだったと、昨年、高知新聞社の記事で判明。「あんぱん」制作スタッフが高知に飛んで関係者を取材し、総一郎さんの職業(海運会社勤務)や趣味(カメラ)を脚本に反映した。
のぶ&次郎の婚約にSNS上には驚きの声も上がったが、ここまでは史実ベースの展開。ドラマ初回(3月31日)冒頭、のぶ&嵩は夫婦になっており、史実としても、やなせ氏と暢さんは1949年(昭和24年)に結婚している。現状、嵩は次郎に“勝ち目なし”の状態。屋村草吉(阿部サダヲ)も「あいつ(嵩)死なないといいけどな。大丈夫かな」と心配しているが、のぶ&嵩のゴールインへの軌跡も今作のハイライトの一つになりそうだ。