『キャスター』いよいよ最終章へ、40年以上前に闇に葬られた事件が再び動き出す!
2025年5月25日(日)7時0分 ジェイタメ
TBSでは、毎週日曜よる9時から、阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑出演の完全オリジナルストーリーでお届けする日曜劇場『キャスター』を放送中。
“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一(阿部寛)は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、その後報道番組のキャスターを務めていたが、民放テレビ局JBNの会長・国定義雄(高橋英樹)に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任した。生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなし。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男が、新たな風を日曜劇場に巻き起こす!
■最終章の舞台は原子力関連施設の村! 40年以上前に闇に葬られた事件が再び動き出す・・・
6月1日(日)の第8話から3話にわたり放送される最終章では、原子力関連施設が集中している茨城県芦根村で大規模な山火事が発生! 火災現場付近で、認知症を患う老人1名が行方不明に。行方不明の人物は山井(音尾琢真)の父で、原子力燃料再処理センターの元所長・和雄(山本學)だった。
進藤は和雄や原子力燃料再処理センターの現所長・江上(井上肇)の行動に疑問を抱き2人の行動を追う。一方、進藤と共に芦根村に訪れた華(永野芽郁)は、進藤が芦根村に土地勘があることや単独行動が多いことが気になり・・・。
そして芦根村で取材を進める進藤は、自身の父・松原哲(山口馬木也)とのつながりを示すあるものを発見し、闇に葬られていた事件が再び動き出す・・・。
■日曜劇場に重厚感を与える石橋蓮司をはじめ物語のカギを握るキャストが続々解禁!
最終章では第1話に登場した羽生元内閣官房長官(北大路欣也)の息子である羽生真一(内村遥)が亡き父の弔い選挙で当選し、衆議院議員となって再び進藤たちの前に登場する。そんな真一の後ろ盾となっている地元の大企業・景山重工の会長・景山英嗣役を演じるのは、日曜劇場『日本沈没—希望のひと—』や『ラストマン−全盲の捜査官−』で日曜劇場に欠かせない“重厚感”を作品に与えてきた石橋蓮司。
「ニュースゲート」のプロデューサー・山井和之の父である山井和雄役は、1963年放送の『カミさんと私』、1964年放送の『愛と死をみつめて』から2018年放送の『下町ロケット』と、現在まで60年以上にわたり日曜劇場に出演する山本學が演じる。また、羽生真一の秘書・池内邦明役で、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』『ラストマン−全盲の捜査官−』をはじめ数多くのドラマや映画に出演する名バイプレイヤー・松尾諭が登場する。
さらに、原子力燃料再処理センターの所長・江上保夫役には、日曜劇場『御上先生』『ブラックペアン シーズン2』『アンチヒーロー』『VIVANT』など数多くのTBSドラマに出演している井上肇、芦根村の村長・角田正一役には数多くの舞台に出演し、日曜劇場『半沢直樹』や『下町ロケット』など映像作品にも出演している大鷹明良、JBNの茨城支局員・安西康平役には『VIVANT』や『半沢直樹』『ドラゴン桜』『集団左遷!!』など数多くの日曜劇場に出演している小須田康人、江上保夫の娘で地元の食堂で働く江上麻衣役は、モデルとしてデビューし、2022年放送の『アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班』(CX)で主演を務め、火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』にも出演した夏子が演じる。個性豊かな面々がどのように進藤たちに関わってくるのか・・・。誰も予測できない展開が待ち受ける!
<山本學コメント>
70年前の生放送のテレビドラマは録画の技術がなく、全盛の映画人から電気紙芝居と呼ばれていました。
その頃から日曜劇場は、一時間読み切りのドラマに挑戦し続けていました。昭和35年、当時、新進気鋭のプロデューサー石井ふく子氏から『カミさんと私』というホームドラマへの出演依頼を受けました。私は20代、以来百本を超える日曜劇場に出演させていただき、俳優山本學が出来あがりました。
引退も考えるようになったそんな折、今回出演のドラマが日曜劇場『キャスター』というのも、不思議な導きです。
<松尾諭コメント>
同じく日曜劇場の『ノーサイド・ゲーム』の時に助監督だった若い方々が監督をされていて、それがなんだか感慨深く、かつ気持ちの良い現場でした。阿部寛さんとは13年ぶりとなりますが、変わる事なく優しく面白く、そして大きかったです! そんな大きな存在である阿部さんからの「日曜劇場っぽい感じで」という分かるような分からないような演出のもとに、随分と慇懃無礼な芝居をしております。日曜劇場『キャスター』どうぞご覧ください。
<井上肇コメント>
8話から出演する江上保夫を演じさせて頂きました。進藤キャスターの父親の死の真相に関わるキーパーソン的な役で、どの様に江上の人物像を表現しようかと悩み考えていたのですが、監督との二人三脚で、より深い江上の人物像を表現出来たと思っています。最終話に向かってのクライマックス。このドラマの着地点はどこなのか。是非最後までお楽しみください。
<大鷹明良コメント>
日曜劇場『キャスター』第8話。芦根村村長役で出演できました事、とても嬉しく、光栄です。庶民的な、決して村民から「先生」とは呼ばれていないであろう身近な村長(むらおさ)。そんなイメージを大切に、楽しく演ずる事が出来ました。撮影現場となった都留市役所には、温かいうどんの手配、有り難かった。阿部寛さんが、配膳するスタッフに「うまいよ!」と、声を掛け乍ら、うどんを啜るお姿をお見かけしました。素敵な光景。さて、物語は、最終話に向かって、まさに佳境。隠された真実を暴き、白日の下に晒すことが出来るのか。乞う、ご期待。
<小須田康人コメント>
『キャスター』第8話のゲストに呼んでいただき、また日曜劇場の作品を作るチームの一員となれて本当にうれしいです。キャストの皆さんが豪華なのはもちろんですが、日曜劇場はスタッフさんも熱意を持って懸命に取り組まれる方ばかり。撮影スケジュールが厳しいときも、ぐいぐいと仕事を進めながら我々出演者へも常に気を配ってくださって、安心して役者の仕事に打ち込むことができました。そういうところもまた、ドラマの見ごたえの大きな支えになっているのだろうと思います。ストーリーもいよいよ佳境。最終回までどうぞお楽しみに!
<夏子コメント>
次の日曜劇場はどんなお話なんだろうとワクワクして1話を視聴していた直後に出演できるという連絡を貰い、驚きと喜びでいっぱいでした。 初めての日曜劇場、ずっしりと重い台本や、現場で目の当たりにする阿部さんの凄み、スタッフの皆さんのチームワークなど全てが刺激的な現場でした。 物語も終盤戦、私たち江上親子がどのようにストーリーに関わってくるのか、是非楽しみにご覧下さい!
<石橋蓮司コメント>
それぞれの人生の行く末がまとまってくるドラマの終盤に、自分のテリトリーともいえる景山役で出演することになり、工夫しながら演じさせてもらいました。本音や本当の姿が社会的に良かろうと悪かろうと、生きていく人間の姿をドラマとして見ていただければと思っています。
阿部(寛)ちゃんはデビューの頃からいろんな作品でご一緒しましたし、(高橋)英樹ちゃん、(北大路)欣也ちゃんも青春時代をいっしょに過ごし、緑山スタジオで仕事をした仲間なので懐かしい話も出来ました。
誰かが引き受けなければいけない役柄。まとわりつく地位や社会性が露骨に出てきて、年齢的にも悪の集大成ではないかと思っています。
■第8話あらすじ
原子力関連施設が集中している芦根村で、大規模な山火事が発生した。芦根村は山井(音尾琢真)の生まれ故郷。中継クルーに山井も加わる中、認知症を患い施設に入居中だった山井の父・和雄(山本學)が火災現場付近で行方不明になってしまう。
一足早く現地に入っていた進藤(阿部寛)は、尾崎(谷田歩)と偶然再会。尾崎を通じて羽生元内閣官房長官(北大路欣也)の息子・真一(内村遥)に災害対策の協力を仰ぐ。
一方、華(永野芽郁)は進藤が芦根村に土地勘があることや単独行動が多いことが気になっていて・・・。
◆日曜劇場『キャスター』
毎週日曜よる9:00〜9:54
(C)TBS