古市憲寿氏 小泉農相の“コメ改革”に「部会長時代に農水省、JAに邪魔されてつぶされた...今度こそ」

2025年5月25日(日)17時53分 スポーツニッポン

 社会学者の古市憲寿氏が25日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。コメの価格が高止まりしている問題に言及した。

 総務省が23日発表した4月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)で、コメ類は98・4%伸び、7カ月連続で過去最大の上昇幅を更新した。直近の今月5〜11日にスーパーで販売されたコメの平均価格(5キロ当たり)は4268円だった。昨年前半までは2000円台で推移していた。

 コメを巡る失言で退場した江藤拓前農水相(衆院宮崎2区)に代わり、農林水産省のトップに就いた小泉進次郎農水相(衆院神奈川11区)は23日、テレビ番組で、「随意契約で、6月頭くらいまでに店頭に2000円台で国の備蓄米を並べることを目指している」と述べた。備蓄米を計30万トンを放出し、必要なら追加も検討するとし、週明け26日に随意契約の手続きを行い、大手小売業者向けの説明会を開催。スーパーなどに直接売り渡す。割安な備蓄米を全国に幅広く流通させるためインターネット販売も模索するとしている。

 古市氏は、小泉氏について「(農政改革することに)向いていると思います。部会長時代に農業改革しようとして、いわゆる農水省とかJAとかにある種、邪魔されてつぶされたわけじゃないですか。今度こそちゃんと改革ができればなと思います」と自身の考えを述べた。

スポーツニッポン

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