竹野内豊、『あんぱん』現場で「にゃあ」連発 松嶋菜々子ツボって笑い止まらず「申し訳なかった(笑)」

2025年5月26日(月)9時45分 マイナビニュース


現在放送中の連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)で柳井嵩(北村匠海)の伯父・柳井寛を演じた竹野内豊にインタビュー。嵩と千尋(中沢元紀)の母・登美子役の松嶋菜々子、妻・千代子役の戸田菜穂との共演の感想を語ってもらった。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けている。
○松嶋菜々子の演技を絶賛「常に深みを感じるお芝居でした」
竹野内は、登美子について「難しい役柄」と前置きしつつ、松嶋の演技の奥深さを絶賛する。
「台詞をそのまま話してしまうと単に破天荒な印象を受けてしまいそうですが、松嶋さんが演じる姿は、上品でありながらも、女性の身分がまだ低いこの時代を生き抜いていく覚悟や、したたかな一面も時折垣間見えたりと、見ている側が彼女の細かな演技のどの部分にフォーカスするかによって、印象が大きく違ってくるのではないかと思うほど、常に深みを感じるお芝居でした」
また、「後半のストーリーでも登美子のまだ見ぬ一面があるのではないかと楽しみです」と期待を寄せた。
そして、松嶋のことを「素晴らしい女優さん」と称え、「実際にお子さんがいらして、子供と接する姿など、リアリティがすごくありました」と語った。
撮影現場でのほっこりするエピソードも紹介してくれた。
「土佐弁が初めてで、まだ慣れていない最初の頃に、家族でご飯を囲むシーンの撮影があったのですが、土佐弁の語尾で『にゃあ』という部分に方言指導で修正が入り、その場で何度も何度も『にゃあ』のイントネーションの練習をしていたところ、その様子が松嶋さんのツボに入ってしまったようで。しばらくの間、私の『にゃあ』のせいで笑いが堪えられなくなって大変そうだったので、ちょっと申し訳なかったです(笑)」
○戸田菜穂との再会に喜び「随分落ち着いて素晴らしい女優さんに」
千代子役の戸田との共演については、「約30年ぶりの共演でしたので、本読み顔合わせの時に『やっと会えた』という気持ちが強かったです」と述べ、「デビュー当初ぐらいぶりの共演だったので、随分落ち着いて素晴らしい女優さんになられたんだなと。どのシーンも安定感があって安心できる奥さんでした」と笑顔を見せる。
さらに、「養子にした子供たちが青年になっていく過程で、育ての母として2人とも平等に愛情を注ぎ育てているからこそ、思い悩む嵩へ厳しく向き合う姿もあれば、不意に胸にしまい込んだ弱さがあふれてしまう様など、緩急自在な表現力は戸田さんにしかできないなと改めて思いました」と戸田の演技力に脱帽していた。
撮影を終えるにあたり、松嶋とも戸田とも「またどこかでご一緒できたらいいね」と話したそうで、「十何年後とかだとおじいさんおばあさんになってしまうので、あまり時間が空かずに、近い将来またどこかでご一緒できたらいいなと思います」と再会を願った。
■竹野内豊
1971年1月2日生まれ、東京都出身。1994年に俳優デビューして以来、数々のドラマ、映画等に出演。近年の主な出演作は、ドラマ『イチケイのカラス』(21)、WOWOW『さまよう刃』(21)、Netflix『THE DAYS』(23)、映画『シン・ウルトラマン』(22)、『映画 イチケイのカラス』(23)、『唄う六人の女』(23)、『四月になれば彼女は』(24)等。2022年には、京都国際映画祭にて三船敏郎賞を受賞した。公開待機作に、映画『雪風 YUKIKAZE』(8月15日公開)、映画『SPIRIT WORLD』(10月31日公開)がある。
(C)NHK

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